「離婚弁護士」
弁護士の実像からはちょっとかけ離れていると思います。
今月からフジテレビ系で始まったドラマです。天海祐希さんが大手渉外法律事務所から独立した間宮貴子弁護士役をしておられます。
先週、食事をしながらちょっと見たのですが・・・ちょっと弁護士の実像からはかけ離れていると思います。
ドラマですから仕方がないといえばそれまでですが(笑)。
・別れた男から1億円の慰藉料を取りたいという相談を受け、この間宮弁護士は着手金100万円で受けてしまった点。
男女関係のもつれで1億円もの慰藉料を請求するということは通常ありませんし、判決に至った場合でも認容されることはないと思います。そういう見込みのない事件は、プロならば決して引き受けるべきではありません。下手をすれば弁護士としての責任問題ですよ。少なくとも事案をよく聞き、妥当な解決ラインを提示し、納得をしてもらった上で引き受けるべきです。
・依頼者との相談をレストランで行った点。
これは弁護士として厳に慎むべきです。ビジネスとプライベートは厳格に分けなければいけませんし、どこで誰が打ち合わせ内容を聞いているかわかりません。
この間宮弁護士は、その後、依頼者と一緒にホストクラブに行ってしまうのですが、言語道断です(笑)。
・相手方と飲みに行ってしまった点。
これも絶対にやってはいけません。あえてコメントせず。
・相手方が弁護士を立ててくることを極端に避けようとした点
これは意見が分かれるところかもしれませんが、大方の弁護士は、相手方に弁護士がついてくれた方が仕事がしやすいと思っています。
・依頼者の了解を取らず勝手に和解をまとめてしまった点。
この間宮弁護士は、依頼者の了解を取らずに勝手に話をまとめてしまいました。
これも弁護士ならば絶対にやってはいけないことです。懲戒必至の行為ですよ、これは。
まあドラマというのはあまりリアルに作ってもおもしろくないのかもしれませんけどね。
Posted: 日 - 4月 25, 2004 at 03:15 PM
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