無料法律相談


大いに利用すべきサービスですが・・・中には困った方もいらっしゃいます。

官民問わず、様々な団体が無料法律相談を実施しています。例えば、地方公共団体、社会福祉協議会、金融機関等で実施されることが多いようです。
私のように地方都市で弁護士をしていると、それこそあちこちの無料法律相談に行くことになります。
利用者にとっては無料ですが、通常、弁護士はきちんと報酬をもらっています。したがって利用者から見れば基本的には有料相談と同じサービスを受けられるわけで、大いに利用すべきサービスです。
ところが、中には困った方もいらっしゃいます。
先日、笑ってしまったのは「実はわたくし、こういう者でございまして・・・」とある会社の名刺を出してきた人です。
よくよく事情を聞いてみると、ある案件の処理についてその会社の顧問弁護士の意見が正しいかどうかを聞きに来たというのです。
本来、無料相談というのは費用の点で有料相談を申し込めない方とか、身近に知り合いの弁護士(あるいは弁護士を紹介してくれる知人)がいない方を対象にしているわけで、いずれにせよ個人を対象にしたものであるはずです。
この方にはその事情を説明し、お引き取りいただきました。
自分のところの顧問弁護士の事件処理方針に疑問を抱くというのはよくあることだと思いますが、だからといって無料法律相談を利用するべきではありませんぜ(笑)。その企業の格式を疑ってしまいます。

Posted: 月 - 4月 12, 2004 at 09:20 PM        |