白い巨塔


ドラマとはいえ・・・気になります。


 年明けから始まった第二部では医療過誤訴訟が題材となっています。
 所詮はフィクションなので、気にしても仕方ないのかもしれませんが、やっぱり気になるので、ちょっと一言いわせてもらいます(笑)。
 まず気になるのが、上川隆也さん扮する原告(患者)側弁護士が、着手金として200万円を受領するシーン。普通の弁護士なら、勝てる見込みがないと判断した事件について、200万円もの高額な着手金を請求することなどしません。あれじゃボッタクリですよ(笑)。ああいう描き方をされると、世間の人がますます法律事務所に行きにくくなってしまうではないですか(泣)。
 次に気になるのが、及川光博さん扮する被告(病院)側弁護士が扮する弁護士が、病院側の事故調査委員会に登場するシーン。普通の弁護士なら、財前教授ら並み居る「先生」方を前にして、あんなふうに居丈高な物言いはしません。あんな態度を取ろうものならいたずらに反感を買うだけで、依頼者の信頼を得ることができません。
 そして最も気になるのが、続く場面で被告(病院)側弁護士がカルテの改ざんを指示するシーン。あれは証拠隠滅等罪(刑法104条)ですよ。もし事が露見すれば間違いなく弁護士の職を失うことになるでしょう。いくら依頼者の利益を守ることが使命といっても、不正を行って自身の職を失うことなどできるものではありません。

Posted: 土 - 1月 24, 2004 at 02:22 PM        |