キヌ様よりいただきました…!!
月とキラが双子という設定です。R指定ですので、ご注意ください。








ガチャン、ガタッ、と玄関から聞こえてきた大きな音。
そしてはっきりとは聞こえないが、見知らぬ人間の声、気配に、キラは優美な眉を顰める。
帰ってくるのは、月は竜崎。
だが二人とも、他人を連れて帰ってくるとは思えない。
・・・何かあった・・・?
キラは濡れた手を拭き、玄関へと足を向けた。



「・・・・ここ・・・・本当に夜神君の部屋・・・?」
「そうですよ?・・・ふふっ・・・なんでぇ?」
「あ・・・いや、とても一人暮らしには・・・・」
「・・・・お帰り、月。」
「え!?・・・・ええっ!?」
「っ!ただいまぁぁ!」

玄関にいたのは酔っ払っていると思われる月と、見知らぬ若い男。
・・・月の肩を抱き、下心丸見えの。
ふにゃんと破顔し、フラフラ近付いて来る月を抱き止める。
一人暮らしだと思っていた月の部屋に自分がいることに、まず驚き。
そしてその自分が月と同じ顔だった事に、また驚き。
目を丸くしている男に、キラは凍てつく瞳を向ける。

「・・・・月を送ってくださったんですか?」
「あ、や、え・・・・ああ、うん・・・・あのっ」
「そう、どうも有難うございました。」

ではお帰りください。
声に出さず目で言うと、男は逃げるように後ずさって。
バタン!と男が出て行った扉が、大きな音で閉まる。
残されたのは首にしがみ付いている酒臭い月と自分。
キラは端麗な顔を歪め、首に回された月の腕を強引に振り解いた。

「臭い!」
「やあーっ!酷い、キラぁ!」

酔っ払ったように語尾を伸ばしてごねるけど、これは演技。
月は自分と同じく、そう簡単に酒に酔ったりしない。
ムスっとした顔のまま玄関の鍵を掛け、キラは棚に手をついて体を支えている月を睨みつけた。

「何、あの男!?」
「ん、嫉妬ぉ?」
「全然?」
「ふふっ・・・だって家まで送ってくれるって言ったから。」

アルコールが入ってるから顔は赤いし、体も熱い。
でも酔ってはいないのだ。
月は酔っ払いのふりを止め、ニマンっと口の端を吊り上げた。

「下心有り有りだったけど、タクシー代、浮くでしょ。」
「・・・・で、僕に追い払わさせて?」
「適役。・・・ただいま、キラ。」

意地悪そうな笑みのまま、キスしようと顔を近付けてくる月。
不機嫌そうな顔のまま、月を手で押し退け、元いた台所へと歩き始めるキラ。

「あ!・・・ムー・・・なんで、キスしてくれないの?」
「酒臭い。」
「何、怒ってるの。」
「怒ってない。」

ちゃんとした足取りで、同じスピードで、月は自分の後を追いかけて来た。
・・・本当に、酔ってない。
怒ってない、と言う自分の声は低く、明らかに怒っている。
月にはそれが分かる筈なのに、月の声は楽しそうに弾んでいて。
キラの機嫌は益々降下する。

何度か話しかけられても振り向かず。
冷たい声で短い返事をしながら戻ってきた台所に、キラは再度立った。

「あ、ご飯作ってたんだ。竜崎は?」
「・・・・仕事。」
「キーラ?・・・機嫌直して?」
「・・・包丁使ってるから、どっか行って。」

ピトっと背中に張り付く熱い体、腰に回される腕。
体と同じ熱い息が耳に掛かるのに、キラは眉間の皺を深めた。

自分はキャンセルしたけど、今日は大学の新歓コンパ。
未成年である月が酔って帰ってきたのは、別にいい。
大学の先輩と思わしき男を騙し、ここまで送らせたのだって構わない。
・・・ただ・・・・。

「何怒ってるの。・・・先輩、この部屋に連れて来たから?」
「僕に追い払わせたからだよ!」
「・・・え?」
「月、自分で追い払えるだろうが!・・・・僕が追い払ったら、僕がいない時に、月にまた・・・・」
「・・・キラ・・・・」

月は立ち回りや、人の扱いが上手い。
そう簡単に窮地に陥ったりしないだろうとは思う。
それに大学構内でも、基本的には自分と一緒に行動しているのだし。
だが、あの追い払い方だと、月が一人の時がチャンスだと思われてしまう可能性があるのだ。
・・・月が流されたり、手篭めにされたりなんてないだろうけど、近付かれる事自体が嫌。

自分の小さな呟きに、月は全部理解したのだろう。
ぎゅうっと腰に回した手に力を込め、耳の裏に柔らかい唇を押し当ててきた。

「・・・ふ・・・ふふふっ・・・」
「・・・何笑ってるんだ・・・」
「嬉しい。・・・へへっ・・・キラ、大好き。」
「ンッ・・・ふ、ざけるな、離れろよ。」
「やーだ!・・・キラ可愛い、キラ大好き!」
「ちょっ・・・やだって・・・包丁、危ない、から・・・」
「なら包丁ポイして、あっち行こう。」
「はあ?あ、ちょっと、オイ!」

後ろから伸びた手に取り上げられ、流しに捨てられる包丁。
ちゅ、ちゅ、ちゅ、と項に繰り返される不穏なキスに、肩を揺らして嫌がって見せるけど。
自分は月には逆らいきれないのだ。
腰を抱かれたまま、リビングのソファに連れて行かれて。
自分の背に圧し掛かるように寝転がる月に、キラは、うぅ、と喉の奥で唸った。

「次に先輩と会った時に、ちゃんと僕が追い払うよ。会うのはその一回で終わり。だから機嫌直して?」
「・・・・関係ないし。」
「ふふっ・・・・本当に大好き、キラ。」
「だ、から・・・月は食べてきただろうけど、僕はまだご飯食べてないの・・・止めろってば。」
「んー・・・・」
「んー、じゃなくって・・・っ、ぅ・・・ン!」

項に柔らかく歯を立てられながら、ソファと自分の体の間に入った手に、キュっと的確に胸の突起を抓まれて。
キラは腕に埋めた頭を、嫌々と横に揺らす。

「何か・・・凄く、シたい。」
「はあ!?・・・酒が入ってるからだろ、そんなの嫌だね!」
「お酒のせいかー・・・・うん、シよう。」
「だからっ、ぅんっ」
「一回ヤれば、きっとお腹すく。だから後で一緒にご飯食べよう。」

・・・自分は今食べたいのに・・・。
でも月は言い出したら聞かない。
溜め息を一つ吐き、キラは諦めて体の力を抜いた。



体勢を入れ替え、仰向けに寝た月の上に、頭の方向を逆にして跨る。
背中にクッションを敷いた月は頭を上げ、自分の後孔を舐め濡らして。
性急な愛撫に息を乱しながらも、キラは月のズボンを寛げた。

「はあっ・・・ぁ・・・?」
「んんっ・・・ふ、キラ?」
「ぁん・・・・ライ、ト・・・シたいんだよな?」
「うん、シたい。」

蕾から口を離し、足の付け根を舌先でくすぐる。
月の舌戯は自分を煽るもの。
それなのに、下腹部の月自身は力なく項垂れている。

「ぁー・・・あの、勃ってないけど?」
「え、嘘!?」

自分の足の間から顔を向ける月に、キラは陰茎を摘んで、離して。
ふにゃんっと力ないのを見せ付けると、驚愕に目を丸くする月。
本人的には興奮して、勃起していると思ったから、『シたい』と言ったのだろう。
でも性器自体は反応していない。
・・・酔ってるからか・・・・。

キラは月の顔に被っている自分の半ば反応している陰茎を見つめ、ふっと短く息を吐いた。
あのぐらいならば、時間が経てば治まる。
月はごねるかもしれないけど、勃たないのだから無理なのだ。
後戻りできないところまでいく前に気づいてよかったと思おう。

「・・・今日はお終いだな。」
「え、やだやだ!勃つよ、ちょっと舐めて?」
「酔ってるから無理だってば。」
「酔っていても、前立腺を刺激すれば勃起しますよ?」
「あ、そっか!じゃ、キ・・・・・・・え?」
「・・・・・・・え?」

突如聞こえた第三者の声。
自分の頭頂部から聞こえた声に、キラは首を上げて。
ソファの横の床で膝を抱え、唇を押し潰している竜崎とバッチリ目が合った。

「・・・・わああーーーっ!?」
「っ、竜崎は混ぜないからね!?」
「ソコじゃなくって!何でいるんだ、いつ帰ってきた、仕事は!?」
「ちょっと帰りたくなって・・・・虫の知らせってやつですね。」
「なんか違う!」
「それより月君、助言して差し上げたのですから、私も混ぜてくださいよ。」
「ええー・・・・キラに挿入するのは僕だからね?」
「では、月君に挿入するのは私ということで。」
「あ、ソレやだ。」
「・・・・っ!・・・ヤりたいなら、二人でヤれば。僕は抜けるか、アっ!っ、くっ、月!」

言い争う二人にふと我に返ってみれば、恥ずかしい自分の格好。
だが、月の上から退こうとすると、月の細い腕がしっかり自分の腰に絡みついて。
その上、ちゅうっと吸い付いてくる感覚に、ガクンっと腰から力が抜けてしまう。

「ま、いーや。竜崎はその時臨機応変に。今は、キラその気にさせるの手伝って?」
「ライ、くぅ、ぅあっ!」
「はい、頑張ります。」

立ち上がり、ペタペタと自分の下半身の方へ移動する竜崎。
暴れて逃げ出そうとしても、レロレロ舌を動かされ。
力ない月の性器の上に顔を落としたキラは、悔しそうに眉を顰めた。



広いリビング、狭いソファの上から、三種類の水音が響く。
細長い指を一本月の後孔に挿入し、前立腺を刺激しながら性器に舌を這わせるキラ。
頭元に座った竜崎の陰茎を手で擦り、キラの陰茎に吸い付く月。
そして舌と指で、キラの蕾を解す竜崎。
途中参加の癖にすっかり主導権を握っている竜崎は、ちゅぷ、っとキラの後孔を解放した。

「ん・・・もう大丈夫ですよ。挿入れますか、月君?」
「ふあ・・・ぁ・・・ん、挿入れる・・・・」
「んんぁっ・・・は、はっぁ・・・・ぁ・・・ライ・・・・」

キラの体の下から出て、背後に膝立ちになって。
前立腺を刺激され勃起した陰茎を蕾に宛がう月の傍から、竜崎はまた移動する。
トロトロに蕩けた愛しい双子。
キラに挿入する月に挿入しても良いが、きっと解しが足りていないから。

「ぁ・・・キラ・・・んっ」
「ン!・・・ふ、ぅ、あ・・・・・ンーーーーッ!!」

腰だけを高く掲げた格好で、腕の中に顔を埋め衝撃を噛み殺しているキラ。
竜崎は再度キラの頭上の床に立ち、汗で湿った髪を優しく梳いた。

「キラ、顔を上げてください?私だけ仲間外れなんて、嫌ですよ?」
「ふはっ・・・ぁ、はっ・・・ぁ・・・・んふ、りゅ・・・・ぁ、むぅ・・・・んっ」
「キラ、かわいい・・・・僕はキラのものだからね?・・・はっ」
「ん、ふ・・・んぅぅぅっ!」

ソファの上、震える肘を伸ばせば、丁度床に立った自分の陰茎の位置に顔が来る。
濡れた唇に押し付けたどす黒い自身は、抵抗なく飲み込まれて。
ちゅ、くぷ、と緩く腰を馴染ませていた月が、ぢゅくく・・・、と性器を引いても、口が離されることはなかった。

「は・・・月君は私のものでもあるんですよ?」
「ふぅ・・・ん・・・・そう、だね・・・でも、今は全部、キラに・・・はっ、あ、げるっ!」
「〜〜〜〜〜〜っ!!」

ぐちゅっ!と根元まで一気に突き込む月。
切なげに眉を寄せ、衝撃に涙を散らすキラ。
ぢゅ、ぢゅぷ、ぐちゅ、と月に揺らされるまま、キラの頭も竜崎を飲み込んだまま前後に動き。
過敏な内部に刺激を加えられているのにも拘らず、歯を立てないように気をつけているキラに竜崎も告げる。

「なら・・・今は私も、全部キラにあげますよ。」
「んっんぶっ・・ふ、んくっ・・・ンンンーーッ!」

月とタイミングを合わせ、一緒に腰を引き、一緒に突き込む。
逃げ道を作らず、二人でキラの体に快感を全部与える。
赤く高揚し、汗で煌く体。
ビクビクと震え、身悶え、自分たちを受け止めるキラ。

「んっ、んううっ!・・・っ、ふっ、ぅーーーっ!」
「は、は、あっ・・・あっ、んんっ・・・キラっ・・・好き!」
「・・・はっ・・・ええ、私も・・・好きですよ、キラ・・・・はっ・・・月君・・・」
「ん、くっ・・・ふ・・・りゅー、ざき・・・んぅ・・・」

間に挟まれたキラに、好きだと告げながら。
竜崎は腕を伸ばし、引き寄せた月に深く口付けた。




























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双子が!キラが!かわゆいです…!!
ありがとうございます…!!!