国鉄矢部線
- 旧国鉄矢部線は鹿児島本線羽犬塚駅から福岡県八女郡黒木町までを結んでいたローカル線です。その路線名が示しているように
- 本来は矢部村まで結ばれるはずでした。さらには、小国まで延伸が計画されてそこで久大本線恵良からのびていた宮原線と接続さ
- れるはずでした。開通は昭和20年。ただし、矢部線開通より前に、軽便鉄道の南筑軌道があったそうで、この矢部線の開通に伴
- い補償をもらい廃業しています。
- 本来、山間部を走っているために乗降客は少なく、国鉄時代の第一次赤字路線廃止対象になってしまい、JRになる前の昭和63年
- 3月31日をもって廃止になりました。総延長は19.7km間に9駅がありました。そんな廃止路線を訪ねて来ました。
- 都合上、後半部分しか訪れていません。前半部分もほとんどが、道路となり道路の形状から廃線跡は追えますが、これといった
- 遺物は残っていないようです。
- 矢部川を渡る橋の跡。橋脚が片側だけ残されていました。(1)地点
- 築堤は崩されて道路になりました。(2)地点
- 残された築堤の奥には北川内トンネルが口を開けています。中は通り抜けできません(2)地点
- 北川内トンネルの黒木側出口。(3)地点
- このように、廃線跡は鋪装されて道路になっています。でも、鉄道らしいカーブと勾配です(3)地点
- 続いて、中原トンネルの入り口が見えて来ました(4)地点
- このトンネルは酒の貯蔵庫として使われています。看板が出ていますが古酒須々許里(すすこり)として売られています。(4)地点
- これがそのお酒です。トンネル熟成と書いてありますね。
- 中原トンネル付近を上から俯瞰しました。いかにも鉄道路線という雰囲気だと思いますが(4)地点
- 中原トンネル黒木側出口。手前は柵がありここから奥へはすすめません(5)地点
- 上の写真の反対側を望む(5)地点
- 終点にはこんな看板しか無いんです。(6)地点
- 駅跡近くにはC11と駅名板、踏切り警音機と腕木信号機を展示してありました(6)地点
- ごらんのように、線路跡はほとんど道路へ変わり、トンネルは酒蔵の倉庫として使われ、良い意味で再利用されていると思いました。
- 終点の黒木町は大藤が有名で、訪れた日も、GW中という事もあり混雑していました。まだ、トンネル熟成のお酒は開けていませんが
- 平成10年にトンネル貯蔵したということで、7年の古酒になります。この、ブランドは福岡県の酒蔵が共同で管理運営をしている
- そうで、いろんなブランドのすすこりがあるそうです。私の買ったのは、八女市の酒蔵高橋商店の繁枡というブランドでした。
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