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2008年03月19日
「地球にやさしい」ではなく「人類にやさしい」であるべきです
いわゆる環境問題ですが、「地球にやさしい」という言い方は間違っていると思うのです。地球は人類が生まれる前からありました。地球に生命が生まれた頃、大気の成分は今とかなり違っており、植物が登場してから大気中の炭素や窒素を光合成によって気体から固体に変え、徐々に現在のような大気になってきて、それに生き残れる生き物が分化、進化して、今のような生き物たちがいるのです。その末の人類なのです。生き物は、絶えず変種が生まれてきます。そして環境に適応できた種が生き延びていくわけです。地球の環境が変わったら、それに適応できる種が生き残っていくだけであって、地球は変化してきたのであり、これからも変化するでしょう。問題は、人類がその変化に耐えられるかどうかだと思うのです。
環境問題で、利害があるのは人類の方であって、地球の方ではありません。人類は、現在の環境に適応していて、それを前提にして日々心地よく過ごせるようになろうと暮らしを送るわけです。なので現在の環境が大きく変化するのは困るわけです。環境を維持しようという発想は、人類がこれから先も繁栄していけるようにという目的から生まれる発想なのです。だから、環境問題については、「人類にやさしい」と表現するのが正直なものだと思います。