私は、マレーシアのKLUANG(クルァン)に1987〜89年および
10年後の1997〜99年まで通算4年余り工場運営のために駐在しました。
アジア情報の一つとして思い出して少し書いてみます。
KLUANG市は、シンガポールに最も近いジョホール州のほぼ中心に位
置してシンガポールから車で一時間半ほどかかる田舎町です。住民はマレー人、
中国人、インド人の3民族と日本人は10数名です。気候は、一年中日本の真
夏、朝晩は結構涼しく夏の軽井沢(?)、景色はいつも花が咲き、山はパーム
椰子などで緑いっぱいです。この10年間、女子の現場社員は給与も3倍くら
い上昇し(現在初任給¥12,000くらい)お化粧してきれいになりました。
また夫婦と子供達四人乗っているバイク(50CC)なども見かけなくなり、
自動車が増え生活レベルは大幅に向上しているようです。
また中心街は二つ目の高層ホテル(9F)オープン、トタン屋根の家がな
くなりきれいなショピング街が誕生し一変しました。この新しいホテルにマレ
ー人コックの日本食レストラン、主なお客は日本人でなく現地の中国人、マレ
ー人ですので値段を抑えるためにいろいろ工夫しておりその中に、バイキング
スタイルの日本食コースが評判良く、寿司、天ぷら、フライ、冷麦、果物その
他で$13(400円くらい)です。週末には現地の家族連れのお客が結構き
ていました。 このレストランが もし日本で開店したら値段が安くてもつぶ
れてしまうと思いますが、マレーシアの田舎町では現地の人そして駐在の日本
人にとっては存在価値のあるレストランといえるでしょう。
このKLUANG市は、55年前日本軍がタイからシンガポールに進軍し
たときに駐留した町でもあり、日本軍の教育を受けて片言の日本語を話し、軍
歌を歌う中国人の老人達と話す機会がありました。笑顔で過去を話してくれま
したが、申し訳なくまた我々を快く受け入れてくれたことに感謝したしだいで
す。戦争の傷跡はいつまでも残ります。民族が協力し合って生きて行く・・・
戦争なんてもうなくしたいですね。