台湾滞在記、善悪二題    K.しもかわ
  
  私は通常のアジア旅行に航空券だけ購入する個人旅行専門ですが、今回台
湾の中華航空の成田進出記念で格安ツアー5日間59800円に応募夫婦で行
ってまいりました。

  安からう、悪かろうがありましたよ。台北行きの離陸はかなり遅くなりま
した。21時頃、機内食の夕飯、時差の1時間を引いたり足したり、台北到着
は夜半になりました。桃園のホテルに到着した時、老体は疲れはてました。睡
眠4時間モーニングコールが鳴り響きました。本日薩摩芋の形をした台湾島の
頂点から下部の高雄までバスの強行スケージュル、途中昼食と名所旧跡に立ち
寄り高雄着は夕刻になりました。

  夕食の海鮮料理と六合夜市を敬遠し、一行と別れ、勝手知った街路をタク
シーでAーCOM誌紹介の筆友の自宅を訪問しました。翌朝同行者に海鮮料理
の味を聞くと最高抜群との事、逃がし魚は大きい。

  ツアー時間短縮の都合で高雄から花蓮港まで国内線の小型機、海岸線から
巨大な山脈がそそり立ち、着陸したら大理石のオンパレード、高砂族と峻険な
山で有名な太魯閣渓谷のアミ族の舞踊を鑑賞しました。

  花蓮港街、早朝の散歩でアミ族のオバサンと正確な発音の日本語会話も楽
しみました。立ち寄った各都市、年輩者の日本語会話に統治時代の日本語教育
が厚い事に感心しました。

  今回に限り団体旅行でしたのでスケージュルがきつく、旅行会社の指定で
我家を出たのが12時30分。成田空港到着、荷物預け出国手続その他、結局
離陸は19時50分になりました。現地のホテルで就寝したのは夜半の12時
過ぎ、明朝5時起床で辛い思いをしました。

  旅行会社として遅刻者を出さないいよう、空港での時間待ち迷惑は平気な
ようです。同じ中国料理でも台湾は関西並の薄味、経験ですと大陸の料理は関
東並の濃い味付けでしたよ。
 
  各地で食べ歩いた料理の内、花連以外は平地で仮に旨いが10点としたら
平地は6点、花蓮は高地で10点、味付けは日本の中華料理とそっくりでした。
大陸と台湾は同じ味付けと思っていましたが、大陸がより旨いと感じました。

  以上、ホテルの料理事情ですが、台北市の裏町に入って見た光景は街路に
汚い机を持ち出した、ラーメン店モドキを発見しました。かっこ良い、拳銃携
帯の制服警官2人が夢中でラーメンモドキを食べている足元で、炎の少ない沸
騰してない、湯鍋に挽肉団子を娘と店主が手先で丸くして投入していました。

  茹でた残りの湯はラーメンのスープになり、日本の黄色い中華麺でなく、
白色の細うどん形式に人々は群がり食していました。上海の裏町で同じ光景を
何度でも見ました。

  同類のうどんを提供する店は近所に多数ありましたが、閑古鳥が鳴き、矢
張り制服警官が食べるんですから、特別旨いのかも知れません。取敢えず帰国
のご報告まで。
     
もどる