ヘッドホン購入:失敗編
ヘッドホンは好きではないが、共同研究室という環境もあって、他の人の話し声が気になるときがないわけでもない。耳栓はヘッドホン以上に嫌いなので、あえなく購入を決意。が...
ヘッドホンは好きではない。左右の耳が別々の音を聴くことになるので、定位や距離感がつかめず、長時間聴いていると気分が悪くなる。特に、カナル型のイヤホンはこの傾向が強い。
とはいえ、うちの大学の共同研究室は狭い部屋に8人が押し込まれるという、お世辞にも勉学に適した環境とはいえず、勉強のための話であっても他の人の声が気になる日もあるわけで。
そこで、購入したのは、audio-technica
の
ATH-PRO5。低音ぶりぶりで有名?な、廉価な製品。賛否両論のようだが、まあ最悪でも楽器の練習用に母親が買った
Roland R-09
で使えるか、というつもりで購入。
で、結論。ゴミ。
低音が強すぎるといわれるが、それ自体は問題ではない。というか、過剰な低音でもノリの良さに貢献している機種は少なからずある(KOSS
The Plug や AIWA
HP-X121など)。全般にこもり気味なのも、まあ値段を考えればヨシとしよう。最大の問題は、その出過ぎといわれる低音は特定の帯域のようだが、その帯域の上下で位相が反転しているように聞こえること。感覚的には、100Hz前後が盛り上がっていて、その下と、200Hzくらいまでの帯域で位相が狂っているように聞こえる。このあたりは楽器の基音に当たるので、これは致命的な欠陥といえる。
ついでに、気になるところを挙げておくと、ヘッドバンドの形が良くなくて、頭頂部を圧迫される感じがする。蒸れやすく、暑い。数100Hz、数kHzあたりで、ハウジングの中で音が反射しているらしく、付帯音が聞こえる。低音が遅い(もし位相が狂っているという点が正しければ、説明がつきそう)。
まあ授業料としては少々痛かったけれど、これで高い製品を買う動機は得られたかな。
Posted: 月 - 10月 23, 2006 at 07:11 午後
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