電動式 CD 収納マシン?


ポータブル DVD プレーヤーを多数扱うメーカーである ブルードット が、電動収納式の CD ストレージ機械を発売するようです。

divita という名前が付けられた この製品ブルードット から7月下旬に発売される見通しとのことです。

なるほど、確かに、CD がメカメカしくガチャコと出てくる姿は、多少のくどさを感じさせながらも近未来的でスタイリッシュな外観と相まって、機械好きの血を騒がせます。

しかし、個人的に、この製品は売れないと思います。

1に、わざわざ CD 1枚ごとにタイトルを入力しなければならないというのは、メディアストレージとしてはいかにも時代遅れです。今どき、パソコンの音楽管理ソフトでは CDDB の利用が当たり前、100枚ものディスクを、携帯電話式でポチポチやってられません。

2に、パソコンの音楽管理ソフトでは、1曲ごとのタイトル、アーティスト、ジャンル、作曲者など、キーワードになりそうなものはすべて検索対象にできます。その点、ディスクの名称だけで管理するシステムでは、「あの曲、どの CD に入ってたっけ?」という情報はすべて頭の中で管理する必要があります。これは、もはや検索とはいいません。脳内データベースです。

3に、使用後に再度収納する際に、わざわざ「どこの収納させるか」を人間が指定してやる必要があるようですので、これは面倒です。自動的に、何番に収納するべきかを判断してくれなければ、わざわざ機械化する意味がありません。

4に、物としてディスクを所有する人には100枚という容量は小さく、逆にデータのみを残したい人にはそもそもディスクが不要なので、製品コンセプト的に、かなりニッチです。

5に、予想価格4万円以上というのは、ちと高すぎます。それなら、性能は大して高くなく、静音性にのみ優れたコンパクトなパソコンでも買ってきて、ロスレス圧縮で蓄えておき、そこから再生した方がよっぽど便利でコストパフォーマンスに優れているでしょう。

そんな次第で、まあ結論的には、私には無用の長物ということで。

Posted: 水 - 6月 14, 2006 at 01:06 午前   Lisa's fun          


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