AKG K14P ファーストインプレッション


今日のお買い物、第2弾。AKG K14P編。

これまで、ポータブル機には長い間ドイツSennheiser(ゼンハイザー)のMX500 を使ってきた。値段の割に音が良く、低価格帯インナーイヤーの定番として一時代を築いた名器である。ちなみに、MX400 も持っていて(先に購入)、こちらの方がボリュームがない分、高音の出方が素直であるが、当時はMDプレーヤーを使っていたので、音量調整のために本体を持ち出すのが煩わしくてMX500に買い替えた経緯がある。
最近では、MX450・550という後継機も出ているらしいが、まだMX400・500ともにカタログに載っているところを見ると、上位グレードという位置づけなのかもしれない。本国ではMX200・300・400・500というラインと、MX250・350・450・550というラインがあって、ガワのデザインや音の出る部分の形状(x00系はプラスチックの蓋に小さな孔が同心円上に並んでいて、x50系は金属製メッシュで全面から音が出る構造)で差別化されているようにも見える。

それはともかく、K14Pは、オーストリアはAKG(アーカーゲー)のインナーイヤーである。日本ではJBLなどを扱うハーマンインターナショナル が取り扱っている。

さて、中身の方だが.....



左はMX500、右がK14Pである。ケースの形状は、ロゴ以外、完全に同じといっていい。

そして中身は....



これがMX500




こちらがK14P

僅かに意匠が違うし、音の出る部分の構造は明らかに違うが、K14PのそれはMX550等によく似ている。というのも、実はこれらの製品、日本のフォスター電機(ご存知FOSTEXブランドの正体)のOEM製品だという噂がある。

ちなみに、細部を比較すると、ここ以外にも違いはある。たとえばプラグ部分。



左がMX500、右がK14Pであるが、MX500がクロムメッキであるのに対してK14Pは金メッキになっている。ただし、プラグ自体の形状や、その根元の樹脂部分の形状は全く同一であると思われる。

そして、ボリューム。



上がMX500、下がK14Pで、大きさが若干異なる。

さらに、ケーブルの被覆の質感も、MX400500がつるっとしたしなやかな質感であるのに対して、K14Pの方は多少のざらつきをもった固めのケーブルとなっている。ただ、肌触りは、ヌメッとまとわりつく雰囲気のMX400・500より、K14Pの方がさらっとして気持ちよいように思う。また、いずれも左右がY字型に分かれているが、この分岐までの長さや、分岐とボリューム位置の間隔、全体の長さも、僅かながら異なっている。

音質の傾向としては、MX400・500が中音域を基調とした柔らかいトーンであるのに対して、K14Pの方が明晰でカチッとした響きを持っているように感じられる。個人的にはAKGの方が好みに近いが、もう少し低域が量感豊かでも良かったかもしれない。もっとも、まだ鳴らし始めて間がないので、エージング次第である程度変わってくる可能性はあるだろう。

Posted: 月 - 9月 19, 2005 at 09:22 午後   Lisa's fun          


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