2000.09.28
モモ兄のCDを救出したんじゃ!!


実は先々月(7月)、仕事の帰りに近くの蔦屋書店で『モモ メイク ミー ハッピー』のCDを借りたんじゃよ。
たかだか1575円のCD、自称・モモのオヤジである儂に買えないワケがないんじゃが、とにかく借りたんじゃ。
借りたことに対する詮索は、この際ご容赦してくだされ。お慈悲じゃ。

さすがに借りる時は、ちーと恥ずかしかったよ。
うら若きバイトの女性が、一所懸命に笑顔をつくって、「こんにちは!!」なんて声をかけるものだから、思わず儂は「今は夜じゃ。こんばんはって言いなされ」って言いたい気持ちを抑えて、「こ、こ、こ、ちは」なんて呟いちゃて、なんとも情けない瞬間じゃった。
「いらしゃいませ」って言ってくれれば、「うんうん、借りに来てやったぞ」って、堂々としておられるんじゃが、やっぱ「こんにちは!!」ってのは、オヤジにとってはツライあいさつですじゃ。
「キャッ、こんなオヤジがモモちゃんのCDを借りるなんて、キャッ、キャッ、笑いたいけど笑えな〜い」
って思われておるかも知れんなぁ〜。
儂お得意の被害妄想も、この日は一段と冴えておったんじゃ。

おっと、余談はこれくらいにして、早速帰りの車の中で聴いたら、ノリノリモモじゃ。思わずハンドルを握る指がリズムを取っておる。儂もまだまだ捨てたものじゃないなぁ〜、フフフのフ、てな具合で、家に帰って早速女房と息子たちに聴かせてやったんじゃよ。
「おい、長男、モモ兄のCDじゃ。この曲をバックに、お得意のパラッパでも踊ってちょ」
って言ったら、
「パラッパじゃないよ、パラパラだよ」
って言いやがったんじゃ。

その頃、儂のアタマの中では、まだまだパラパラはメジャーではなかったんじゃよ。なぜかパラッパラッパーが妙に染みついていたんじゃ。でも。『モモ メイク ミー ハッピー』はラップだから、儂がパラッパって言ったのも、あながち間違いではなかったんじゃ。言い訳じゃ。

こうなったら儂も意地を見せましたじゃ。
「ペラペラを踊ってちょ!! ピラピラでもプラプラでもいいじょ」
すると、長男が「やーだよ」っていう間もなく、女房が絶妙な合いの手を入れてくれたんじゃ。
「このCD、どこがモモなの? 別にモモじゃなくてもいいのにね」
そのひとことで、ヒートしていた儂のハートはイチコロじゃ。
確かに女房の言う通りじゃ。ジャケットやら、デザインコンセプトは「モモ」そのモノじゃが、別にモモ兄が歌っておるワケでもないし、音楽だけ聴いておったら、誰のCDだかまったくもってわからん。
でもそんな小さなコト、どうでもいいんじゃ!!。
とにかくこのCDは、紛れもなくモモ兄のイメージソングなんじゃ。
しみじみとジャケットを見つめておったら、なんと、このCD、エキストラ・トラックとして、お部屋とおもちゃのプラグインデータが収録されておるらしい。
よーし、早速明日、インストールしますじゃ。

って、翌日ハリきって家に帰ったら、ないんじゃよ。
『モモ メイク ミー ハッピー』が、跡形もなく消えておったんじゃ。
きっと女房の奴、儂がいない間、うっとり聴いておったんじゃな。
儂は女房に「例のモモちゃん、返してちょ」って促したら、
たったひとこと、「返したよ」。
「誰に返したんじゃ!!」
「蔦屋」………………。
おお、そうじゃった、あのCD、一泊二日で借りたんじゃった。すっかり忘れておった。
女房が気を利かせて返してくれたんじゃ。
ああ、お陰様でお部屋とおもちゃのプラグインデータをコピーし損ねてしまったですじゃ。
女房のスタンドプレー、ありがたいような憤るような……、でも、元は儂が悪いんじゃ。ちゃんと返す日を覚えていて、ちゃんと昨夜のうちにコピーしておけば、こんなに落ち込まなくてもよかったんじゃ。
それにしても「明日返す」ことさえ忘れておったなんて、儂は今さらながら自分のボケ具合に、感謝状を送りたかったよ。
こうなったら、もう一度借りますじゃ。
今すぐ借りると、蔦屋の中で話題になりそうなので、多少インターバルを置きますじゃ。

って、インターバルを置いたコトさえ忘れておった儂は、そのまま日常生活の中で、『モモ メイク ミー ハッピー』の存在自体を忘れて過ごしていたんじゃ。

さて、前置きが長くなったが、ここからが本題じゃ。
先日、ブックオフ(本とCDのリサイクルショップ)をあてもなく散策しておったら、ああ、懐かしき『モモ メイク ミー ハッピー』が売っておったんじゃよ。それも500円で。
儂は、もう一度借りようとしていたあの情熱的な日々を思い出し、思わず胸が熱くなったんじゃ。
それにも増して、『モモ メイク ミー ハッピー』がリサイクルショップで、安価で売られておるコトが無性に哀しくなったんじゃ。
こんな無様な姿をこのままさらしておくのは、モモ兄に大変失礼ですじゃ。
儂は手にしていた椎名へきるのCDを棚に返して、『モモ メイク ミー ハッピー』をこの場から救出するコトを決意したんじゃ。
たまたま一緒に来ていた女房に、
「儂、恥ずかしくて買えないじょ。かわりに買ってちょ」
って、つい甘えちゃった。ウフッ。
女房の協力を得て、見事モモ兄のCDを救出するコトができました。

今さらながらアレなんじゃが、お部屋の『DJ ROOM』はカッコいいし、おもちゃの『モモサウンドシステム』も、絶品じゃった。
このためだけに500円(税込み525円)を投資したようなモノですじゃが、それなりの価値が…………、あったんじゃろうか?
未だに自分でもよくわからないんじゃよ。

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