ミッピのぬいぐるみは最高じゃ!!
儂の息子がミッピのぬいぐるみを欲しがっておるんじゃ。いやはやじゃ。
キャラクターグッズの通信販売を専門に扱っている雑誌のおかげじゃよ。
たまたま書店で見かけたんじゃ。
表紙からいきなりモモじゃ。おお、カッワイイ〜。
巻頭を飾っているのも、当然ポスペのグッズたち。
マウスパッドやキーホルダーなど、あらゆるグッズが載っておる。当然ぬいぐるみも大小各種、ご予算に応じてお決めくだされ、じゃ。
ポスペの公式サイトよりもじっくり選べるし、パラッパラッパーやクラッシュバンディクーのグッズも満載じゃ。
その雑誌、買おうかどうしようか、かなり迷ったよ。でも、雑誌のデザインやコンセプトそのものがいかにも女性向きなので、儂のような立派なオヤジが「くださいな」って笑顔をふりまいてレジに持っていったら、ちょっとアレじゃよ、このオヤジ、少しおかしいんじゃない?ってな感じになるかも知れん。
それにミッピのぬいぐるみ、ご存知の通り5800円もするんじゃ。
ぬいぐるみを欲しがる息子をなだめながら帰宅して、今、このタワゴトを執筆しておるわけじゃが、後ろからただならぬ気配が。
おお、女房ではないか。
お前いつの間に。
………この文章を勝手に読まれてしまったよ。
女房「誰がぬいぐるみを欲しがっているって?」
儂「え、いや、息子じゃ」
女房は隣の部屋にいるふたりの息子に向かって言いました。
「拓実(長男)、郁真(次男)、本当にミッピのぬいぐるみが欲しいの?」
拓実「別に。ぼくはぬいぐるみよりもキーホルダーがいいな」
郁真「ぼくはペンギンのぬいぐるみがあったら、欲しいけどね」
儂「………………」
女房「ミッピのぬいぐるみ、誰の息子が欲しがってるの? ウソを書くのはいけないねぇ」
儂「だからさっきから言っておるじゃろ、儂の息子じゃ!!!!」
儂は思わず股間に手を当ててしいましたじゃ。
チャンチャン。
ちょっと下世話なお話になったが、ほとんど事実じゃ。
結局ミッピのぬいぐるみを欲しかったのは、息子ではなく、この儂自身じゃ。
悪いか?
あの上目づかいで儂を見つめるミッピの姿に感動じゃ。
いいんじゃいいんじゃ、いつかはお金を貯めて買うんじゃ。
人間、目的があるからこそ一所懸命働けるんじゃ。目的もなく生きていることほど空しいものはないからのう。
何? オヤジの目的はもっと空しい?
やっぱりそう思われるか。儂もそう思うよ。しかし、空しさもまた人生じゃ。
めげずにお互いがんばろう。ハハハハハハ。
……………あ〜あ空しいのう。
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