2001.08.14発行 第34号
責任編集:ヒロシ@オヤジ

>>>>>第34号

メールキャラで、切手シート


総務省郵政事業庁では、2001年7月20日午前8時、海の日に何の脈絡もない切手シートを限定発売した。
それもIT時代にふさわしく、郵政事業庁のホームページ上のみでの受付で、発売枚数は先着10万シート。
希望者は注文フォームに、受け渡しを希望する郵便局名などを入力して送信、サイト上に返された引換券をプリントアウトして、指定日に現金と引き換えに近くの郵便局に受け取りに行くというシステムだ。
事前の告知は郵政事業庁のホームページ上でしか行っていなかったのだが、情報がチェーンメール化し、発売当日には深夜0時からアクセスが急増、回線が著しくパンクしてしまったということである。
慌てた郵政事業庁は、注文フォーム等を公開する時間帯を約三時間早め、尚かつミラーサイトを倍増させて対処したのだが、約30分で予定していた販売数を見事完売してしまった。

結局、告知通り午前8時に悠々とアクセスした人たちの目の前には、「完売御礼」の文字が空しくブリンク(ネットスケープのみ)していただけという始末である。

しかし、一体どんな切手シートがここまでフィーバーしてしまったのか、すでにネットオークションでは、1シート250円のものが、なんと200倍の50000円で取り引きされている。
当ガセネタ通信では、なんとかその切手シートを入手しようと試みたのだが、結局手に入ったのは「見本画像」だけであった。
しかし、この画像を見て、思わず筆者も大フィーバー!!



なんと、メールソフトとして認知されている有名キャラクターの数々が一堂に介して、なんと、切手になっているではないか。
すでにFMVへのバンドルが終了しているタッチおじさんも陽気にウクレレを弾いている。
そして、メールソフトとしては多少趣旨が異なるであろうトロもいる。
その上、メールソフトとして、これからの活躍が大いに期待されているシーマンも泳いでいる。
キティちゃんやモモは、すっかり国民的アイドルなので、その風貌は堂々としている。
しかも、「生がいちばん、生メール」というタイトルが、電子メールにすっかりお株を奪われてしまった郵便事業の切なさを表現していて、なんともハートブレイクな気分だ。

ああ、これだけのキャラクターを集めるなんて、ロイヤリティもハンパじゃないだろう。
その反面、コレクターアイテムとして実際に使用する人がいなかったら、郵政事業庁での人件費も最小となり、ウハウハである。

郵政事業庁では、現在この切手シートを「入手できなかった人たちのために」追加発売しようという思惑を抱いている。
しかもどうせ追加するなら、額面を「80円以上にしよう」という意見が多数を占めているということだ。
しかし、各キャラクターの版権元は、
「一回きりの限定だから許可したのに、これじゃぁ話が違う」
と、追加発売に難色を示しているということなので、この顛末が大いに注目されている、らしい。

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