2001.06.26発行 第29号
責任編集:ヒロシ@オヤジ

>>>>>第29号

ソネットが救急車を寄贈


大手プロバイダのソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(以下ソネット)は、地域社会への貢献の一環として、消防署などに救急車を寄贈する方針を決めた。
宝くじ助成金や、競輪・競艇などの利益還元として救急車などが寄贈されるという話はよく耳にするが、インターネット業界の一企業が、そのような貢献をするというのは、すこぶる稀である。

第一弾として、横浜市消防局に救急車の寄贈が決まり、早速車輌の納車が行われたらしい。
しかし、寄贈された当局では、少々困惑しているみたいだ。
ガセネタ通信では、ひょんなことから横浜市消防局に勤務している「自称・バリバリ浜っ子、愛の救急隊員@48歳」さんにアプローチすることができたため、その真意を確かめることにした。ひょんなこととは、一体どんなことなのか、そんな小さなことは、この際気にしないでね。
それでは、愛の救急隊員@48歳さんのコメントを以下にまとめてみたので、ご覧いただこう。

「ソネットさんから救急車を寄贈したいというお話をいただき、慢性的な車輌不足に悩んでいる当局では、非常にありがたくその申し出をお受けすることにいたしましたです、ハイ。
ところが納車する際に、『救急車として必要最小限な機能、外観はそのままにするが、それ以外は多少アレンジしたい』とのご注文をいただきましたです、ハイ。
アレンジと言っても、変えられる部分は限られておりますので、せいぜいボデーに寄贈主のお名前や社名ロゴが入るくらいだろうと思っていたのでございますです、ハイ。
(興奮気味に)と・ところがですね、実際の車輌を見て、ビックラしましたですよ、ハイ!
なんと、ボデーにピンク色のクマらしき生き物やらが、たくさんたくさん描かれておるんですねぇ、ハイ!
その上、緊急車輌としてのシンボルである赤色灯も、なぜかピンク色なんですわ、ハイ!
さらに、『ピーポー、ピーポー』というサイレンも、『モーモー、モーモー』に聞こえるて来る始末ですわ、ハイ!
ボデーのイラストはクマなのに、サイレンは牛という、まったくもって理解できない仕様になっていて、なんじゃこりゃ!!!!、ってな感じですわ、ハイ!
わ・私が若い頃にはですね、……………」

愛の救急隊員@48歳さんのボルテージはますます上がって行くばかりで、次第に話が自分の自慢話に進展してしまったため、割愛させていただく。
それではここで、問題の救急車の画像をお借りしたので、紹介しよう。



お話の通り、そのままだ。
おまけに、ソネットのアドレスまで明記されている。
これではまるで宣伝カーだ。
それにも増して、全体のセンスがケバケバしていて、ソネットの「洗練されたデザイン」らしさが、微塵も感じられない。
しかし愛の救急隊員@48歳さんによると、
「車内にはソニーバイオの最新機種が数台搭載されているため、緊急治療を施しながらインターネットで搬送先の医師と連絡がとれ、同時に専門医からのアドバイスも受けられるという、今流行りのIT救急車」
というわけだ。

ちなみにこの救急車、未だ一度も出動したことがないらしい。
横浜市消防局では、せめて赤色灯とサイレンだけでも通常の仕様にしていただけないものか……、と、ソネットに交渉中ということだ。
果たしてこの救急車が、堂々と患者さんを搬送できる日は、一体いつになることだろう。

Close


PostPet、ポストペット、およびPostPetロゴは、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社の商標です。ポストペットに関わる著作権その他一切の知的財産権は、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社に属します。
画像はパロディーであり、文中の記事は、すべて創作です。