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今さら言うまでもないが、ポストペットの楽しみ方のひとつとして、『おやつ』の存在があげられるだろう。
「不思議おやつ」や「長文改行おやつ」など、ペットのリアクションを見たり、ひみつ日記のコメントを読んで、尋常のメールソフトにはない楽しみを味わうことができる。
しかし、ペットのリアクションはある程度決まっており、それ以上の刺激を求めている人もかなりの数いることかと思う。
そこで当編集部では、既存のおやつを超えた、あっと驚くおやつが存在しないものだろうかと考え、数ある検索エンジン、ロボットを片っ端から調べてみた。
その結果、なんとも奇妙なサイトを発見した。

その名も『おやつ闇市場』。なんとも妖しげである。
早速「利用規約」を読んでみたら、このサイトには通常のリアクションを超えた「すごい行動」をするおやつが満載されているとのこと。
さらに会員制のため、入会金として2000円を指定の銀行口座に振り込まなくてはならない。
振り込み確認後、メールにてパスワードが送られてくる。
届いたパスが認証され、初めてダウンロードサイトへと入れる仕組みである。
なかなか本格的だ。
しかしご存知の通り、当編集部はすごぶるビンボーなため、こんなワケのわからないサイトに、とても2000円を支払うことができない。
しかし、トップページに書いてある言葉をよく読んでみたら、奇妙な表現があった。
『パスワードと入れてください』
そう書いてあったため、ためしに「パスワード」と入力してみた。
ローマ字で「pasuwa-do」となってしまい、認証エラー。
そこで今度は「password」と入力してみたら、なんとビックリ、あっさりダウンロードサイトに入れることができたではないか。
「を」と「と」を間違えてしまうなんて、ここの管理人はかなりあわてん坊である。
それにも増して、パスワードが「password」だなんて、なかなかユーモアがある。
「を」と「と」を間違えていなかったら、当然の如くパスワードを想像することができず、当編集部も渋々2000円を支払っていたか、そのまま諦めていたことであろう。まさにラッキー、2000円得した気分だ。
2000円得するのは、当編集部を最後にしないと申し訳ない……、そう考えた筆者は、正義感に燃えながら、早速この間違いをメールで教えてあげることにした。
ところがなんと、このサイトにはクレームを恐れてか、メールアドレスが表記されておらず、掲示板もないため、指摘しようにも指摘できない。
ま、仕方ないか。
期待に胸をふくらませてダウンロードサイトを見てみたら、置いてあったおやつはたったの4つ。満載と書かれてあったのに、たったの4つだ。
これで2000円とは、いかがなものか。
しかしすべてのおやつが、通常のリアクションを超えていて、なかなかおもしろい。一体どうやってつくったのであろう?
早速ダウンロードして、編集長が育てているペットにあげてみた。
その結果を以下にご紹介しよう。
その1『エキストラゲスト化』

このおやつを食べさせると、ペットが勢いよくダッシュして画面の右端に消え、なんとエキストラゲストのように窓の向こう側から覗いている、という奇妙な現象を見ることができる。覗いてる時間は、わずか5秒。ただしゲストのペットに食べさせると、送信エラーを起こしてしまい、ひみつ日記を返すことができない。
その2『ペットの巨大化』

このおやつを食べたペットは、通常の二倍以上の大きさに変化する。ソースのピクチャをそのまま拡大しているので、ドットはかなり荒いが、なかなかおもしろい。ゲストが食べると、巨大化したまま、ドアを無視して帰って行くので、その姿は一件の価値がある。
その3『ペットの脱色化』

見たそのまま、ペットが無彩色になる。ただそれだけである。
その4『合体化』

このおやつを食べたペットは、なぜか体が他のペットになってしまう。
ちなみにこの画面は、ゲストとして訪れたスミコにも食べさせたため、なんとも不気味なツーショットになってしまった。
以上、『おやつ闇市場』で配布されている全おやつを紹介してみた。
しかし、最後の『合体化』を試したあと、なんとマシンがシステムエラーを起こしてしまい、ポストペットの受信簿がクラッシュしてしまった。
文句を言おうとしたが、メールアドレスがわからないため、このまま泣き寝入りをするしかない。
ああ、無念。でも、2000円得したからいいか。
どうせ泣くのは編集長だし。
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