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新潟県柏崎市で毎年6月中旬に開催されている『えんま市』。
市内中心部のメインストリートに600店以上の露店が並ぶ縁日で、この地方の夏を告げる風物詩として長い歴史を持っている。
そんな『えんま市』について、地元の地方新聞(柏崎日報)も記事として大きく扱っている。

柏崎日報・2005年6月15日号より
えんま市の賑わいを伝えるこの写真、よーくご覧いただきたい。
Macユーザにはお馴染みの「あるもの」の存在を確認できるだろうか。
それは、画面左側にある。
画像が小さいので、拡大しよう。

それは紛れもなく、アップルコンピュータのロゴマークである。
なぜ露店にアップルロゴの店があるのか。そして、その店は何を売っているのか、とても気になる。
しかし、『えんま市』はすでに終わっているため、その店を確認することはできない。
唯一、手がかりを求める方法は、インターネットである。
日本各地で開催されている縁日。その縁日を扱ったWebサイトを検索して、掲載されている写真を一枚一枚確認するのだ。
わずかな望みとして、アップルロゴを持つ露店が、偶然写真に写っている可能性がある。
そして小さいものから大きなものまで、たくさんの画像をチェックした結果、次のふたつの画像にそれらしいものを確認できた。
ひとつめは、京都市の東寺で開催されている『弘法市』を紹介した画像である。

小さくてわかりにくいかと思うが、丸で囲った部分に、「トア」という文字とアップルロゴらしきものが確認できる。
「トア」とは、アップルストアの「トア」を意味しているのか?
アップルロゴを使っているからには、アップルコンピュータの直営店なのか?
………ということは、露店でiPodやiMacなどが売られているのだろうか?
そんな様々な疑問は、西宮市神呪町で開催されている縁日でのスナップで解消された。

のれんに堂々と「アップルストア」と書かれている。
さらに、はっきりと判読はできないが、「アップルストア」の上には「リンゴ飴」らしき文字が書かれているのがわかる。
リンゴ飴を売っているから「アップルストア」………、まるでNo.68で紹介した「アップルストア」と同じ発想だ。
結局、アップルロゴを持つ露店の正体は、単なる「リンゴ飴」のテキ屋さんだった………という可能性が高い。
iPodファミリーの人気で、多くのWindowsユーザからも認知されたアップルロゴ。
それにつけ込んだテキ屋の便乗商法というのが、この謎の答えである。
これらの露店がアップルコンピュータの直営店だったら…………、そんな冗談のような期待は、淡く消えてしまった。
○本文および画像はパロディーですので、決して信じないでください。
○柏崎日報の記事は、写真以外はそのまま転載させていただきました。
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