2005/06/12
アップルロゴを持つ海水魚

先日、米国・アップルコンピュータの本社ロビーに、大きな水槽(アクアリウム)が設置された。
本来この場所は、iMacなどが整然と並ぶショーケースとなっているのだが、なぜか突然「水族館」に大変身である。




この水槽にはたくさんの海水魚が飼育されているが、中でもいちばん多いのが、チョウチョウウオ(バタフライ・フィッシュ)の一種、『スミツキトノサマダイ』である。
なぜ『スミツキトノサマダイ』が、アップル本社のロビーに登場したのか?
その理由は、以下の通りである。



自宅でも趣味としてたくさんの海水魚を飼育している
スティーブ・ジョブス氏(アップル社CEO)が、海水魚の品種改良を研究している旧知の友人(某国立大学・教授)と会った際に、冗談でこう言ったのだそうだ。

「もしも海水魚をアップル・バージョンに改良できたら、きみのゼミにPower Bookを100台プレゼントしよう。繁殖させた魚をすべて、一匹1,000ドルで購入してもいい」

これを聞いた教授は、その冗談を本気とはき違えて、四六時中、寝食を忘れて研究に没頭してしまった。
改良のモチーフとして選ばれた海水魚、それがこの『スミツキトノサマダイ』というわけだ。


「世界の海水魚450」(成美堂出版・刊)より

教授は以前から、海水魚の表面を彩る模様を意図的に変化させることを目的とした(意味がありそうでない)研究を続けており、今回のジョブス氏の冗談を「挑戦」と受け取ったようだ。

そして完成したのが、アップルロゴを持つ『スミツキトノサマダイ』である。



なんとなく模様というより、ワッペンのような感じだが、りっきとした黒斑である。
教授はこの「アップルバージョン」の『スミツキトノサマダイ』を、なんと1,000匹近くも繁殖させてしまったのである。
慌てたジョブス氏は、買い取る量を50匹に減らしてもらい、Power Bookを150台、教授のゼミにプレゼントした………と言われている。

そして急遽、アップルロゴを持つ『スミツキトノサマダイ』のために、本社ロビーに巨大な水槽を設置したというわけだ。
ところがその『スミツキトノサマダイ』、訪れた人たちやスタッフから意外に好評で、ぜひ譲って欲しいという声が絶えない。
商売上手のジョブス氏のことである、近い将来、なんらかのカタチでこの『スミツキトノサマダイ』が販売されるかも知れない。
ただし、販売価格は30ドル程度でお願いしたい。


○本文および画像はパロディーですので、決して信じないでください。
○スミツキトノサマダイの元画像は、「うみにはまったおばかさん」より拝借しました。




×CLOSE▲PAGE TOP