ガセネタ通信:::Mac版:::



2006/07/21
新潟県に点在するMacOS 9の石碑の謎 -3-
過去二回に渡ってお伝えした「MacOS 9を偲ぶ石碑」の謎、その主宰者である林原和男氏へのロング・インタビューを先日、林原氏の自宅でようやく行うことができた。
今回はその内容を抜粋して、というよりも、要点のみをまとめてお伝えしたいと思う。(失礼ながら林原氏にはお年寄り特有の無駄な言葉が多過ぎるので、要約せざる得なかった)



さてその前に、林原氏が会長を務めている「越後マックユーザーグループ」についての情報をひとつ。
アップルコンピュータのWebサイトで確認したところ、会員数が前回よりも1名増えて、4名になっている。





いったいどのような人物がメンバーに加わったのか、そのあたりもインタビューの中でお答えいただいた。

では早速インタビューの内容をご覧いただこう。
(以下、林原氏は「林」、編集者は「編」と表記させていただく)




「ちょっと顔が出るのはまずいですな」と言いながら、なぜか節分の鬼の面(でん六製)をつけながら、
笑顔でインタビューに答えてくださった林原氏。




編「先日はありがとうございました」
林「いやいやこちらこそ、わざわざお越しいただいて恐縮です」
編「早速ですが、先回お約束していただいた件ですけど………、あの〜、会費と交通費はご負担していただけるのでしょうか…………?」

林「それは申し訳ないですな。今回は定例会ではないので自己負担でお願いしますよ。そのかわり、私への取材費も一切いりません。タダでなんでもお答えしましょう。
そもそも会費と言ってもね、私の年金から……………(以下略)」



編「それでは本題に移させていただきます。林原さんはなぜあのような石碑をお建てになったのですか?」
林「はい。私の本職をご存じですか?」
編「石材店さん、ですよね」
林「そうです。よくお調べになられましたね。私の本職は石屋です。石屋が石を彫って、石に新しい意志を持たせる………、あ、これはダジャレではございませんよ、インテリっていうんですか、長年培われたユーモアですな、はい。
石屋が石を彫ってそれを建てる、普通のことです。なんの自慢にもなりません。
そもそも私が初めて石を彫ったのは……………(以下略)」



編「話題を変えさせていただきますね。林原さんがMacOS 9を偲ぶ石碑を建てられた理由について、簡単に教えてください」
林「はい。私はですね、年甲斐もなくマックが大好きなんですよ。中でもチーズバーガーがいちばん好きです。1コ80円で売っていた頃には息子の嫁に10コほどまとめ買いさせて……………(以下略)」



なかなか本題に入ることができない。そこで、例の石碑を撮影した写真を見せて、林原氏に記憶を取り戻していただくことにした。





編「この石碑を建てられたのは林原さんですよね?」
林「あ〜〜〜、はいはい、私が彫りました。よ〜く覚えていますよ。
…………あ、もしかして…………、あんたが知りたがっていたのはアイマックのことだったんですね。
あ〜〜〜、そうですかぁ〜、それならそうと早くおしゃってくださいよ」

編「……………………、すみません」
林「いえいえ、誰にでも間違いがあります。恐縮せんでください」
編「……………………それでは改めてお伺いします。林原さんはなぜあのような石碑をお建てになったのですか?」
林「はい。私はね、今でこそウインドー(Windowsのことかと思われる)のパソコンを使っておりますが、初めて手にしたパソコンは桃色のアイマックでした。息子が喜寿の祝いに買ってくれたんです。中古で20,000円だと言っていました。
使いやすくてね、年寄りだからと言ってバカにしない。自分で勝手に動かない。ボーンという開始の合図とともにいつも笑顔で迎えてくれる。そんな妾のような順応さに感動いたしました。
今ではもう亡くなってしまったお隣のSさんも偶然アイマックを使っておりまして、その話をしたら、賢いのはアイマックではなく、オーエスというものだと教えてくださった。
そして、その賢いオーエスが、惜しまれながら死んでしまったと聞きまして、これはもう偲ぶしかないと。
私は仕事柄、偲ぶことが大好きなんです。不謹慎ではございませんよ。ご先祖様を偲ぶことさえ忘れている現代の若者に、私は常々憤りを感じております。
私はSさんの言われるまま、『越後マックユーザーグループ』という組合を作って、石を彫って、石碑を建てました。楽しかったですねぇ〜。本当に楽しかった」
編「なにが楽しかったのでしょう?」
林「…………………。
わからんのです。なにが楽しかったのか、今では本当によくわからんのです。
でも、確かにあの頃は楽しかった。ほんの数カ月間ですが、楽しさに理由はいらないと、この年になって初めて悟ったような気がいたします。お金や時間、そして労力に見合う報酬…………、そんな理由をあれこれ考えたら、真から楽しめませんからね」


なるほど、林原氏は多少ボケ始めているように見えるが、的を射たことを言う、なかなかまともな人物のようだ。
結局この石碑は、大した理由もない、単純にお年寄りの道楽だったというワケである。
それも今はMacでなく、Windowsのパソコンを使っているお年寄りの、楽しかった思い出。


編「ところで、『越後マックユーザーグループ』に新しいメンバーが増えたようですね。すごいじゃないですか」
林「おかげさまで」
編「やはりご近所の方ですか?」
林「いやいや、あんたです」
編「は?」
林「あんたです」
編「は?…………………」
林「頼みますぞ」
編「…………………」

○記事および画像は、一部を除きすべてパロディーですので、決して信じないでください。



×CLOSE▲PAGE TOP