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サンタモニカ大桟橋からボイジャーオフィスの光景。
海岸段丘を下った中央砂浜に3階建ての白亜のビルがボイジャーだった。かつて退役軍人のクラブであり、ダンスホールだった。このビルは1994年1月17日の地震によって大きなダメージを受け、取り壊された。前年末、ボイジャーは本拠を東海岸ニューヨークへ移転させていたため、地震当日はすでにもぬけの殻になっていた。幸運というか「悪運」強いボイジャーの一面を象徴している。 しかし、このロケーションの素晴らしさは私たちの心の中に深く染みついている。数々の忘れがたき光景が焼き付くように残っている。三階の食堂兼ミーティングルームのベランダから眺めた夕焼けの美しさは圧巻だった。 ![]() オープンハウスというパーティーをボイジャーは定期的に行っていた。集まった人々へ作品の紹介や開発中のソフトなどを積極的に公開していた。この写真はそのときの案内状にデザインされたものである。映画『未知との遭遇』での巨大なUFOが、ビーチのボイジャーにサーチライトをあてている。 サンタモニカ ボイジャー社屋前の砂浜に立つスタッフ。1994年頃、会社宣伝用ブックレットのために撮影された。 総勢7〜80名のスタッフが常時働いていた。三階のベランダに面したところが食堂兼ミーティングスペースだった。 当時を記録した8ミリビデオを御覧いただきたい。 ビーチの周りの光景 詳細Movie(7MB)→ここをクリック! 記念の煉瓦片。白亜に塗装された建物だったが、実態はレンガ構造だった。そのために建造物としての強度に問題があり、危険があるという話は何度も聞かされた。建物を改築・補強するには立て替え以上の費用がかかるともいわれた。結局ボイジャーはこの建物をあとにした。そしてその直後、建物には倒壊の運命が待っていたということになる。 サンタモニカ・ボイジャーの建物の煉瓦破片を私たちは保存している。何人ものスタッフがこれを持ち帰った。ちょうど球児達が持ち帰る甲子園の土のように……。 この煉瓦片はボイジャー・ジャパンのオフィスに今も飾られている。 |