2000年10月6日(金) 私は小さい頃から何の訓練もなしに眠っている間に見る夢をコントロールできる人だったのだけれど、それでも唯一制御が苦手な夢があった。それは車を運転すること。運転の仕方を何も知らない状態で、突然、かなりのスピードで走っている車の運転を任されることになる。追われてたり急病人を運んでいたりでその場で止まる訳にもいかない。で、あっちにぶつけ、こっちで信号無視をやり、映画さながらの派手なアクションの末ようやく目的地につく(……つけばまだいいけど)、という調子。ところがこの頃、ちゃんと運転できるようになっちゃったんだなぁ。面白いようなつまらないような。ついでに言うと空を飛ぶのも億劫になってきている。な〜んか安定しすぎてないか?
2000年10月1日(日) cenma所長の別荘でアサード。 サンティアゴから1時間半ぐらいドライブしたのかな〜。なかなか素敵な場所にある。海抜1000だか1500mとかあるらしくて、植物が北海道のよう。200メートル平方ぐらいの敷地なんだろうか?もっとかな?お庭中にいろんなお花が咲いていてMが超ご機嫌。「こんな自然に囲まれたおうちに住みたいの!」だって。祈ってください。叶いますから。プールにいるボウフラも気に入ったようで「かわい〜」だって。おいおい。「それは蚊になるんだよ」と言ったら、Jが「カニ?」と目を輝かせた。違いますっ!「じゃあ殺さなくっちゃいけないの?」とMは悲しそうだった。
英語が通じる人とは安心して話せるな〜。いざとなったら英語に逃げられるから……。でもいつまでもそんなんじゃいけないわね。
2000年9月30日(土) 授業参観&学級懇談会&奉仕作業&全校アサード。 この頃Jって案外頑張り屋さんなんだなぁって思うことが多い。いつだったか、宿題をしながら寝てしまったことがあった。家で人が暮らしている音と臭いを探そうという生活科の宿題で、私が料理しているところを描こうと思ったらしいんだけど、難しくて描いている途中で寝てしまった(こめかみに指を押さえつけて、いかにも「考え中」というポーズのまま寝ていたのが可愛かった)。あら〜、これどうするのかしら、明日早く起こしてあげた方がいいのかな?と思って翌日「宿題は?」って聞いたら「夜中に起きてやった」という返事。おお〜、夜中に起きられるようになったんだぁ、とちょっとびっくり。
今日の授業参観でもスペイン語の会話の時間に自己紹介みたいなのがあって、お友達と組になって「どこに住んでるの?」「学校はどこ?」とか聞きあっていた。それで電話番号を答えるところがあるんだけど、「Jは番号が覚えられないからno se(分かんない)って答えなきゃいけないんだ」と昨日は言っていた。「まだ一日あるのに、なんで諦めちゃうの?」って言ってみたら、また夜を徹して覚えたのだろうか、今日はちゃんと答えていた……。スペイン語の先生もそれに気づいたらしくて、アサードの時にわざわざ「頑張りましたね〜」って言いにきてくれた。うん。偉いなぁ。
奉仕。う〜ん。奉仕ねぇ。ちょっと抵抗を感じる言葉だわ。他にどんな言葉があるかって言われたら思いつかないから、別にいいんだけど。作業的には男の人のやっていた水田の漏水対策とか農園の土おこしとかは役に立つんだろうけど、オンナ子どものした窓拭きなんかは意味があるのかなぁ?と思っちゃうわ。やらないよりは綺麗になったけど。学校を大切にするために何かする、という行為そのものが大切なんだろう。今回改めて見てみてちょっと思ったんだけど、JJSや牛込仲之小とかに比べて、なんだか教室とかも雑然としているというか薄汚れた感じがするのよね。なんでだろう……。専属のカルヤワンさんみたいな人はいなさそうだ。そのせいだけだろうか?まだちょっと分からない。
2000年9月28日(木) Mの誕生日。 Mのリクエストでみんなでお揃いのTシャツを着て食事に行く。こういうのが嬉しいみたいなんだけど、Jにしろ、「これ買って!」みたいなのがなくて、良いのかな?
ゴルフ場の会員になったとかで、Jにクラブを買う。あれ?Mの誕生日なのに???まぁMのは前に買ったのがあるからね。ってそういう問題か???覚えとかなきゃ。
2000年9月27日(水) Tちゃん・Mちゃんとセントロの市場に行く。 要するにインドネシアのパサールだわね。ミスティックあたりのパサールをもっと清潔にした感じ。でも、肉の食べ方が違うから豚の頭とか子羊?丸ごととか置いてあって、それはかなり強烈な印象。豚って、ああいう姿になっても微笑んでいるようね。だから丸焼きなんか抵抗ないのかな?味の素をビニールの小袋に入れて売ってた。どこでも根強い人気ね、味の素。どこでも「こんにちは」とか「ニイハオ」とか言われるんだけど、お魚屋さん辺りでは「タカクない〜」とか「シンセンなヒラメ」とか二語文になっていて、おお、やるじゃん、と思っちゃった。
2000年9月25日(月) Mちゃん・Zとビタクラ辺りに繰り出す。 煮豆にちょうどいいお豆を扱っている店があるというので行ってみたら、インドネシア大使館のすぐ前だった。言われなきゃ分からないわね、どっちも。で、その辺のお店を覗きながら帰ってくる。金城のある建物にアンティクやらエスニック調のもの扱っているお店がたくさんあるのだけど、ようやく見ることができる。バリのカマサン・スタイルの絵なんかも置いてあって不思議。サリーとかパンジャビ・スーツもあるのよね。バリの香油も高いだろうけど売っていたし。う〜ん。嬉しい。
2000年9月23日(土) チリでの初舞台はサルサ。 来月の末にSGIで踊ることになった。今日から練習開始。「この人バレエやってるから」って勧めてもらったそうなんだけど、まぁその手のダンスはやったことがないから戸惑うのなんの。腰の振りが違うもの!衣装もむちゃくちゃ派手だし。どうなることやら。
2000年9月21日(木) 学校でフォルクローレ鑑賞会が催される。 Nahuel Mapuとかいうグループの方を迎えて、中庭で歌と踊りを鑑賞。クエカにもいろんなパターンがあるのね。日本で言ったらただの盆踊り的な田舎風の普通の踊りから、ちょっと日本舞踊たしなんでいないと踊れない洗練された踊りまで。SGIではどこぞの地域でのチャンピオンだという子が踊ってくれていたんだけど、きちんと決まり事を知らないといい加減になることがよく分かった。ただハンカチを振り回して、足を踏みならせば良いってもんじゃない。最後は子ども達も踊り方を教えてもらって、ちゃんと踊ってた。よいぞ、よいぞ。披露する時が独立記念日あたりしかないのだとしたら悲しいけど、ちゃんと踊れるようになるってのは大切なことだ。
2000年9月19日(火) Jにじんま疹状の皮疹が出る。夕方突然出てきて朝には治るというパターンを3-4日繰り返したかな。一応覚え書き。ちょっと前だけど、Mのぐぁさがさになっていた手にベビーローション塗ったら翌日からはツルツルになっちゃった。そんなもん?
2000年9月18日(月) 独立記念日です。190回目って言ってたかな? SGIチリでお祝いの式典。と言っても方便・自我偈をさらっと流してあとはエンパナーダを食べチチャ(お酒だよね?)を飲みながら、国旗の周りをクエカで踊るというあっさりしたものだったけど。
ロデオの得点っていうのは、足が何本地面から離れたかで決まるらしい。牛をクッションに押しつけて、足が離れた本数が多いほど高得点になるそうな。
午後からはロス・ドミニコスの民芸品村にみんなを連れて行く。カリンバ買ってもらおうと思ったらそのお店は閉まっていて残念。民族衣装の博物館みたいなのも期間限定オープンしていて見応えがあった。私が見るとただの短いポンチョに帽子、拍車の組み合わせなんだけど、やっぱり見る人が見れば「これはサンティアゴの。あれはもっと違うところの」とか分かるのね〜。うちの前のイベント会場にお店を出していたセーター屋さんで、セーター作ってもらうことにする。気に入ったデザインと素材と大きさが一致しなかったからなんだけど……二週間でできるというけれど、今からじゃ今年は着られないかしら?
国旗をつけた車が走り、家の窓にも国旗が飾られて、まぁその点はインドネシアと同じだけど、国営放送で大統領官邸での式典の様子をガンガン流すとかいう、派手さというかプロパガンダ的においがないわね〜。私が見なかっただけかしら。
今日当たりから風の向きも変わって正真正銘の春という認識なのだそうだ。6時半で、ジャカルタの5時半ぐらいの「朝60%」みたいな雰囲気になって、起きるのもつらくなくなってきた。バスのお見送りにもコートがいらなくなってきたし。季節の移り変わりすら久しぶりで面白い。
2000年9月16日(土) いよいよ独立記念日のお祝いが始まったのでイベント会場に行く。歩いて行けるってのが気楽でいいねぇ。入場料は大人3000ペソ、子ども1000ペソ。テントの中には民芸品やら食べ物のブースがずらり。あ〜、晴海の展示会場のようだね。ジャカルタ・コンベンション・センターやPRJとか?リンゴ飴のイチゴ版があった。美味しかった。アルパカのセーターがあった。手触りが良かった。あちこちBBQブースもあった。その場で固めたと見える土の?かまどがあった。エンパナーダ焼いている。 ステージがあってクエカ踊っていた。生バンドがついていて念願のハープが見られた。思っていた程度に小振りでなかなか良いかもしれない。なんせうちはジプシーだからなぁ。
闘牛場と思っていたのは、う〜ん闘牛……というか、ロデオする場所だった。牛を馬に乗った人間が追うのね。で、左右のクッションみたいなところに押しつけるとポイントになるんだけど、どうなると良い点でどうなると悪い点なのか、私にはさっぱり分からない。0点と悪い点ってのも違うみたいだし。でも闘牛なんかよりはよっぽど実際の生活に役立つ技能だわね。このロデオやっている男性ってポンチョ(チリではmantaと言うらしい)を着ているんだけど、出番が終わると脱いで肩に掛けるの。これがなんとも、スレンダンに見えるっつぅか、お祈りの絨毯かついだムスリムみたいで。スペインの文化だとしたらイスラム色が強くても不思議じゃない。また懐かしくなってしまった。
その後、家のテラスに座って様子を見ていたら、グラウンドで警察犬の技能大会みたいなのをやっていた。一通り規定の演技をこなした後で、一匹一匹得意の技を披露するんだけど、「パートナー(人間)に飛びついてダッコされる(ターゲットに飛びついて動きを封ずる、と解釈できなくもないけど)」というワザ?をしっぽ振って頑張っていた犬がいて可愛かった。
2年半がかりでやっとICQ#が取れた。91479724です。8桁になってるやん……。単にMACでプロキシサーバー使っていたから登録できなかったのね。ふぅ〜。疲れた。ま、いいか、なんか日本語チャットまでできるようになってるし。オンラインの時は「るっちゃんち」トップページ(正確には見出しページ)の左下に緑のお花がつきますから、どうぞよろしく。
2000年9月15日(金) なんで馬のいななきを聞くと落ち着くんだろう(なっ、仲間だから?)。今、うちの前の広場に独立記念日のイベントのために馬やら牛やらが寝泊まり?しているんだけど。夜中にいななきが聞こえてくると「うるさい」って思うどころか何だか安心してしまう。不思議だ。
2000年9月14日(木) そぉして今日は虹が綺麗だった。朝作業していたら起きたばかりの夫が「るっちゃん、虹だ!」と嬉しそうにやってきた。サンティアゴの町にどぉんと立つカラフルな柱のようで美しかった。子ども達がまだ出かける前の時間のことだったんだけど、この一瞬だけじゃなくって、午前中にはそれこそ半円形の綺麗なアーチになったり、いろんな虹が出たり消えたりして幻想的だった。
2000年9月13日(水) 一年生のお母さん数人とセントロにある韓国屋さんに行ったのだけど。私は二件目で買おうと決めていたので、一件目では見ているだけだった。みんなが会計を済ませて出ようとしたら、お店のご主人が私に向かって手招きする。なんだろ?と思ったらガムくれた。…………お母さんがお買い物の間、いい子でよく我慢したね〜って、子ども扱い?まさかねぇ。でもむっちゃ受けてしまった。 夜にはまたしてもヒョウが降った。バレエのレッスンのちょっと前で、更衣室の天井は(風で?)持ち上がるわ、稲光はまぶしいわで大騒ぎ。こんな日に限って夫は遅いかもしれないと言うし、MJもしっかりついてきているし、どうやって帰ろうと思ったら8時半までにはすっかりあがっていた。だぁりんも迎えにきてくれていたけれど♪
2000年9月12日(火) この頃Mが「お勧めの本」を持ってきてくれる。一学期には図書委員?をやっていたのだそうだ。それで人に勧めたりするのがすっかり得意になってしまったのだろうか。でも我が子に「この本いい話なんだよ〜、読んでみて〜」なんて言われるのも幸せな気分。確かにMのセレクトはなかなかHappyでファンタスティックな路線が多くていいかもしれない。私が読んでごらんと言った本もちゃんと借りてきているようだし。 それにしても「一週間で読めなかったら、また返して借りてくるから言ってね!」なんて元図書委員らしい配慮も有り難いが、あなたの読むような本は一日あれば読めるっつ〜の。
2000年9月9日(土) 学習発表会。 いやぁ寒かったのなんの。でも子ども達は元気いっぱい演技やらなにやらしていました。当日楽しみたかったから、シナリオとか見なかったし、セリフのダメ出しとか家でしなかったんだけど、MJとも頑張ってました。私もPTAの出し物のおかげでスペイン語の歌を一曲覚えたし。もう一曲はやっぱり全部は覚えられなかったけど〜。
こういう小さい学校だと、児童生徒一人一人の個性にも目が届くわね。一学年一クラスだから、当然担任の先生の個性やら取り組み方ってものもしっかり見えてくるし。それはそれで良いことなんだけど、見場や出来ばっかり気にされちゃうと困るなぁ。今がそうって訳じゃないけど。
あと、ああいう場所(音楽室兼講堂・床は絨毯)で、周りは子どもばっかりなのに、ぷかぷかタバコを吸い出しちゃう勘違い野郎がいるのには参った。狭い社会ですが敢えて書いときます。反省して下さい。
2000年9月5日(火) 学習発表会のPTAの演目(コーラス)のために学校に練習に行く。 歌はほら、こういう(ELT系)合唱向きじゃない声だからまぁなるようにしかならないんだけど、いろんな民族楽器をみなさんが持ち寄っていて、けっこうほくほく気分。ケーナも、別にチリだけにあるものって訳じゃないから、習おうか習うまいかと悩んでいたけれど、生で聞いてみるとなんとも深みがある音がするんだなぁ。サンポーニャとかチャランゴとか、一応あるものは一通り弾けるようになりたいなと。今回見た訳じゃないけど、一番興味があるのはハープかしらねぇ。クエカのCDなんか聞いているとジャァァンとシンバルのように聞こえる楽器も気になる(やっぱ金属製の打楽器かい?)。
2000年9月1日(金) サンティアゴ市立バレエ団のコッペリアを市立劇場(国宝建築……ここもか……)に観に行く。 いやはや、また大笑いしてしまいました。そしてみんなも笑っていました。いくら南米では保守的とはいえ、やっぱり陽気な人たちね〜。バレエの技術的には素晴らしかったと思うわ。大技があるわけじゃないけど(そういう演目でもないけど……)、私の大好きな癖のないバレエ、だけど光るモノまで隠してしまわないバレエ。これならMJのために通ってもいいなぁって思える。最後の「やっぱり人形は人形か?」っておじいさんの表情に涙ぐんでしまった。
チケットは一人17.000ペソ(3000円ぐらい?)。思ったよりも建物は小さかったんだけど、それにしても豪華な作りだった。いろんな天使やら女神さまやらが舞っていたし。ボックス席もこれぞボックス席〜って感じで、日本みたく味気なくないし。いや、そりゃ歴史が違いますな。次は白鳥の湖か?くるみ割り人形か?楽しみ〜。