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2000年5月31日 〜NY着〜
昨年の「エピソード1」に続いて、今年もまた来てしまった。思えば今年の正月映画、もう内容も忘れてしまったシュワルツェネッガーの「エンド・オブ・デイズ」に行ったときに見た、あのすばらしい「M:I-2」の予告編にいてもたってもいられなくなったのだ。
おなじみのパラマウント山が映し出されると、カメラが近づきながら、山の背後に回り、いつしか実写に変わっている。その断崖を素手でよじ登っている男。すると、腕がすべってあわや転落しそうになるが、腕1本で体を支え、しかもどこか余裕がある。さらにカメラが近づくと、それがトム・クルーズ! 頂上に登り詰めると、そこにサングラス。それをかけ、何やら指令を受け取ると、そのサングラスを画面のこちらに向かって放り投げる。と、同時にかき消すように消滅するサングラス! 爆発と同時にタイトル。そして、炸裂する肉弾戦の映像のコラージュ! あれ? トム・クルーズの殴り合いって確か初めて? 「遥かなる大地へ」であったけど、あれはあくまでも拳闘試合の位置付け。拳骨で敵を倒すなんて初めてでは? いや、これほど期待をかきたてられる予告編は初めて見た。
そんなわけで、アメリカへの殴り込みを果たしたものの、仕事の都合がつかず、「M:I-2」の全米初日(5月24日)、という訳にはいかなかった。それでも、最初の週末にはひっかかってるので、気分くらいは味わえるだろう。
今年のホテルは、Pennsylvania Hotel。マジソン・スクエア・ガーデンのまん前。ちょっとタイムズ・スクエアには遠いが、15分ちょっとで歩ける距離。まあまあといったところ。
ところで、そのマジソン・スクエアでは、来週からブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドの連続10回ライブが開催される。 くっそー、来週だったらこれを聞けたかもしれないな〜、と一瞬、悔いるが、チケットは全てソールド・アウト。考えてみれば、現地の人でもなかなか手に入らない、スーパー・プレミアム・チケットなのだ。一旅行者ごときには、かなわぬ夢か。しかし聞いてみたかったな〜、マジソン・スクエア・ガーデンでのスプリングスティーンの白熱のライブ!
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ホテルへのチェック・インは夜7時半頃に完了。今日はもう何もできないんで、明日からの作戦を練る。まずは仕込みから。とりあえずは、滞在中に見るミュージカルのチケットを確保しようと直ちにブロードウェイに繰り出す。ボックス・オフィスは8時までなので、のんびりしている時間はない。
今回見るミュージカルについて、もう心は決まっていた。噂に名高い「ライオン・キング」と、リバイバル中の「アニーよ銃をとれ」の2作だ。どちらも、チケットの入手は難しいはずなのだが、こちらは1人だし、劇場窓口に直接行けば、案外買えてしまう、というのは、去年の「CHICAGO」で経験済み。まずは42番街、アムステルダム・シアターの「ライオン・キング」へ。人がやたらに多いのは、もちろん8時からの上演を見に来た人の群れ。それをかきわけて窓口へ。
「大人1枚くださいな」
「今日のか?」
「いや、明日の」
「どの席がいい?」
「一番いい席を。」
「オーケストラ席はもう売り切れ。2階席ならあるよ。」
「2階のどのへん?」
「最前列。ほぼ真ん中。」
「完璧。それを1枚。」
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| スプリングスティーン・マジソン・スクエア・ガーデン・ライブのポスター。もちろんSOLD OUT! |
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と、いうわけで90ドル。ブロードウェイの相場は、最高額で80ドルだから、ちょっと高め。でもまあ、それだけ自信があるのだろう。
直ちに走って、こんどはマーキス・シアターの「アニーよ銃をとれ!」の劇場へ。ここはとても広い劇場で、しかもホテルが併設されているので窓口がちょっとわかりにくい。やっと見つけて、明後日の残席を聞いてみると、おお、すばらしい。前から7番目のド真ん中。直ちに購入。80ドル。
そこまでやったら、あとはのんびりと作戦を練ろう。目の前のバージン・メガストアに目をやると、地下のシネコンでかかっている映画のタイトルが電光掲示板に走っている。ここは去年「マトリックス」を見たところだ。上映中なのは、「ロミオ・マスト・ダイ」「ヴァージン・スーサイド」「アメリカン・サイコ」「キーピング・フェイス」。うーん、10時間飛行機に乗ってきて、その足で見るほど魅力のあるプログラムではない。やっぱり、じっくり考えよっと。
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