第二著作
原子力と日本病
現在、急務の課題である「原子力」について主に取り上げた本である。原子力の取り返しのつかない危険性と、それにまつわる無数の欺瞞を明瞭に示唆。特に、地震国日本で54基もの原発が稼働していることの異常さと危険性を指摘し、「原発推進」を国策として掲げる政府に対し、元高級官僚である筆者が真っ向から異を唱えている。
ほか、多くの環境問題をも取り上げ、それらの根本に「日本病」とでも称されるべき誤った価値観があることを述べ、その解決へ向けての価値観と具体的行動を記している。市民社会の一員として必読の書であるといえる。
朝日新聞社刊(2002.6月刊行)