パーカー17 パーカー・ペン(Parker Pen)社について

 米国ウィスコンシン州で1863年に生まれたジョージSパーカーは、1888年に電信術の教師をしているときに学生の万年筆を修理し、漏れのない、よりよいペンを作れないものかと考え、1889年に特許を取得してペンの組立を開始した。
 数年の間に多くの特許を取得し、会社は成功した。
 1923年までに、カナダのトロントに工場を設立し海外組立を拡大した。 1924年には、トロントでの生産分のほとんどを取り扱うために、販売会社をロンドンに設立した。トロント工場生産分の60%は、英国とヨーロッパ各国で販売された。

 1980年代に、ヨーロッパは質の良い万年筆の強力な市場となり、パーカーの高級ラインの多くが徐々にヨーロッパで作られるようになってきた。
 1986年にアメリカの親会社を受け継ぎ、新本社を英国東サセックスのニューヘブンに設立した。

 1993年に安全カミソリのGilllette(ジレット)グループがパーカー社を40億ドルで買収した。このグループは、すでに同じく筆記具ブランドであるウォーターマン、ペーパーメイトを所有していた。
 そして新世紀になって、Gilllette(ジレット)グループは筆記具部門を売却することとし、Newell Rubbermaid 社の子会社であるSanford社がジレット文房具部門を買収した。

 戦後の全期間においてパーカー・ペン社は成功した。有名なパーカー51は販売促進に2千万ドルを使ったが、1969年までに4億ドルを稼いだ。
 1964年に発表されたパーカー75は、今日もっとも収集対象となっているペンである。
 パーカーは、米国及び英国でもっとも成功したペン製造会社のひとつであり、ジョージSパーカーの方針であった「よりよいものを作れ、そうすれば人々はその製品を買うであろう。」を受け継ぎ、現在では英国およびヨーロッパにおいて生産が続けられ、クラシックモデルは世界中の収集家が探し求めている。

 中年以上の男性には、パーカーと聞くと一種の郷愁のような気持ちをいだく人も多いのではないだろうか。かつてパーカー(万年筆)、ロンソン(ライター)、オメガ(腕時計)は「サラリーマンの3種の神器」と言われた時代もあった。私もそんな気持ちでパーカー51と61などを収集しており、ここにその一部を解説とともに紹介したい。

パーカー21
パーカー41
パーカー45
パーカー50
パーカー51
パーカー61
パーカー65
パーカー75
パーカー85
パーカー95
パーカー105
パーカー180
Classic
パーカーVP
パーカーVS
Parkette
Rialto
Duofold Mosaic
様々なペン先
様々なクリップ