マトマタ(Matmata)

マトマタ
 海岸沿いの都市ガベスから、奥地へは行ったところにあるマトマタ。ここは、原住民ベルベル人が岩山を垂直にくり抜いて造った竪穴住居の町である。現在でも町の人口の約半数がこういった竪穴式住居に住んでいるという。
 竪穴式住居は、まず直径10mほどの竪穴を5−6mの深さまで堀って家の中庭を造り(写真右上)、そこからいくつかのトンネルを水平に掘って居室が造られている。出入りは、竪穴の上からロープや梯子で行っていた。地中に掘られているため寒暖の差もなく暮らしやすく、また遠方からはわかりにくい(写真右)ので、外敵の侵入を防げたと言われている。現在では、中庭から水平のトンネルを岩山の斜面まで掘り、玄関口としている(写真下の中央)。
 この殺伐とした風景は、スピルバーグ監督の「スターウォーズ」のロケ地ともなった。
マトマタの竪穴式住居
 写真左、左下:部屋の内部
 写真右:現在の玄関口、入口左上の魚の絵と手のひらの絵(ファティマの手)は、魔除け、お守りの意味があるらしい。   
 写真下:現在は岩山の斜面、断面に入口がある。  写真右下:もちろん今では電気もテレビもある。


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