ニシハマは息をのむ美しさ
一旦宿にもどりシュノーケリング道具を積み込みでたのは15時近くになってしまいました。さっき程通った風車、たましろを通り過ぎて、パナヌファ、モンパの木を通り坂を下って行きます。最後の坂道をおりて行くとそこには美しいニシハマが目に飛び込んできました。第一声「わぁ〜!」とかぶつぶついっていたかもしれません。浜の入り口に自転車を置きます、東屋、トイレ併設のシャワー室もありましたがやはり東屋は人でいっぱい入る余地もありませんでした。この時間じゃ無理ですね。荷物だけわずかな木陰の下に置いてさっそく浜へでます。いや〜本当に奇麗です。透明度もすばらしい。クリームソーダ色の海が沖まで透き通っています。何時間でも眺めていたい浜ですが暑いので水の中へはいりました。ここは遠浅なので歩いても行けそうですがやはり泳ぎながら水中をみていきます、入るとまづ白い砂場が待ってます、太陽光の波紋が砂に写りなんとも幻想的です、きもちいい〜。やはり水中も透明度がすごいだいぶ先まで見渡せます、ちょっと恐いくらいの透明度でした。


しばらく行くとあたり一面アマモが生えている藻場になります、こんどは一転森の中にいるようなかんじです、藻場を超えてからでしょうか上から見るとぽつんぽつんとあった根にみえたのは岩場(昔の根の後?)でしたこのへんからぽつんぽつんと珊瑚ありますが、本当に単体しかありません。(ポイントが悪かったのかも?)やはりこの浜は景観を楽しむ浜なんですね。
魚は砂場でフエダイ系orアジ系かあまりの早さで泳いでいってしまったからどちらかは確認できませんでしたがいました,ハギ類、ブダイなどはサイズも大きく群れで底を突っ突きながら泳いでいきます。そして砂場から一定区間で必ずムラサメモンガラ単体をみます、本当にどこにもいましたね。岸辺には海水浴客ばかりで沖でシュノーケリングをしているのはぼくを含め2名程でちょっと恥ずかしかったです。水が冷たく変わって沖へ引いて行く潮の流れがあるところにぶつかったところでそれ以上は無理しないで浜にもどり水辺で足をつけながら景観を楽しんでいました。波の音が心地よくしばらくぼーっと景観を眺めます、やはり波照間へきてよかったこの浜は上等だー。
もう一回海に入って仰向けに浮かんだりしてくつろぎます、上空に少し黒い雲がでてきましたこの旅行中初めて雨がふりはじめます、海からあがりシャワーをあびて着替え終えニシハマを離れる時には雨は既にあがりました。帰りはのぼり坂でちょつときつかったです。もちろん途中の商店でビールの水分補給をしました(笑)


夕食、星空観測へ
星空荘にもどり、自転車を返し屋根付きの中庭らしきところで器材を洗います、洗濯機もあるのですが200円でした。シャワー室はたいへん広く奇麗でシャワーが3〜4つあるから不便ではないです。(トイレも広かった)洗濯機をまわしている間宿の前の広場(公園?)のベンチでごろっとしてビールを飲みました、一応屋根付きのベンチですがガジュマルの木の下の方が良かったな〜。横になって寝ていたら「おじゃましま〜す」とご夫婦がきました。そのご夫婦も星空荘に昨日から泊っているそうで部屋にいるより外で飲んでいた方が涼しいそうです。やはり年数回沖縄の島を旅行しているそうで、奥さんが行きたい島を選びあとの段取りは旦那さんがすべてやると言ってました(笑)行った島々の話でだんだん盛り上がってきました、その夫婦は本当にいろいろな島へいっていて驚きです。後からもう一人女性の方が「仲間にいれてください」と入ってきます、ダイバーの方で今日ひとりで波照間へきたそうです、来る時エンジントラブルで驚いたとか(な〜んだ一緒の船だったんだ)ぼくが宮古の海はいいですよシュノーケリングでも十分楽しめますよと勧めるとかなり興味をしめしたので八重干瀬の事等いろいろ話してあげます、本人も行く気になっちゃってどうやら次回の沖縄は宮古島になったようですね。
6時半近くなったので一旦お開きとしぼくは洗濯物を干してから食堂へとむかいました。ここで今日の宿泊客はどんな方々かわかります、アベックらしき1、夫婦2、年配の女性二人連れ、一人旅風3名だったでしょうか、僕以外の一人旅の方々は皆ダイバーですのどうやら今夜は宴会は無理かなとここで諦めました。料理は刺身、煮物、煮豚、唐揚げ、小鉢数点だったかなおかずの量は多かったです、ご飯は量を申告して配膳されます。味はおいしかったです、島に入るとなんでもおいしいのですが。ただビールや泡盛を飲むには一杯づつ頼んで現金で支払うのは面倒です宿で食べているという感じでなくて食堂で食べている雰囲気です(食堂だからあたりまえか)みなさんあまり話さないですね、ぼくが先ほどのご夫婦と話す位であとは身内どうしで話して食べ終わったら部屋にもどっていきました。なんかみやよしがなつかしいな〜、さびしい〜。
食事中「星空観測センターへ行く方は19時20分に宿の前へ集合して下さい、費用は500円です」と若い男のヘルパーさんが言います、宴会もなさそうですしここまで来たんだから食後参加することにしました。星空観測センターは日本最南端の碑の隣なので昼に行った同じ道をいきます。10分位でつきますがまだ周りは明るく暗くなるまで館内の展示物、プラネタリウム?を各自でみてまわります。館内へ入るにはは300円また別にかかりました。そうこうしていると他の宿からもぞくぞく観光客がきました、どうやらどこの宿でも同じなんですね。上空は雲がだいぶでてきてます、これで星がみれるのかしらと思っていたら20時過ぎあたりから雲の間から星がみえはじめてきます。いよいよ展望台の屋根が開いてから順番で望遠鏡をのぞきます、木星をみましたがう〜ん星だ!というのが正直な感想だったりして(笑)星空荘の迎えがくるのは21時なのでそれまで外にでて芝生に仰向けに寝そべりながら星空をながめていました。

公園のベンチにて
21時過ぎに宿に戻ってきす、ヘルパーのにいさんにこの時間でビールを販売しているところを聞くと、唯一宿のよこにある自販機で他のジュースにまぎれて置いてあります(1本250円)2本購入して部屋は暑いので公園のベンチへ向かいますと先ほどのご夫婦がいました、今度は旦那が持って来た泡盛が1本置いてあります、ただ氷とかないので自販機の冷えたさんぴん茶割りでのんでいました。グラスを2つばかり食堂が開いている時間にかりていたそうです。なんか氷も水もグラスも用意するのが一苦労の宿です。また一緒に飲みながら島の話をしました。(泡盛2杯ごちそうになりました)奥さんが眠たくなったということで22時半頃にはお開きです、黒島では毎夜2時頃まで宴会をしていたからさびしい波照間の夜となりました。部屋にもどり灯りをつけるとごきぶりと大きな蜘蛛が寂しいぼくを出迎えてくれてました(笑)、部屋から追い出し出て来たと思われる畳の隙間をうめて、コインクーラーをかけながらとっとと寝ました。夜中クーラーが切れた部屋が暑くて「暑い!」とわめいて途中で起きました(笑)

7月9日(水) 快晴
気温 32.5/28.7  満潮2:27/15:50  干潮9:30/21:17 小潮


朝の散歩(波照間集落)
暑さで6時に目を覚まします、またまた恒例の朝の散歩です、本当はニシハマまで行きたいのですが片道20分以上も歩いて帰りの坂道を考えると躊躇してしまいます。結局宿のまわりの集落を見て廻る事にしました。朝早いせいか(昼でもそうかな)大変静かです、まず宿のすぐ側の波照間小学校前へいってみます、ここの塀には戦時中波照間から西表島へ強制疎開させられマラリアにかかり多くの児童が亡くなった記録が書いてあります、大変悲しい話です、戦争はこういう果ての島にも被害を及ぼしたのですね。集落の街並は石垣が多くまだ赤瓦の家が多く残っています。

庭先にはブーゲンビリアなどの花が奇麗にさいていました、中にはバナナの葉を植えてあるところもあります、島バナナも食べてみたかったです。とにかくここの集落は誰がなんと言おうが日本最南端なのだ、日本最南端の交番、日本最南端の郵便局、おまけに日本最南端ののら猫が宿の残飯を要求してみゃ〜みゃ〜鳴いています。途中に黒島のフリズマみたいな石で出来た塔がみえてきます、コート盛というらしですが琉球王府時代、海上監視や船の通報の為火をあげる見張り所だったようです。これは八重山の各島にあって火で信号でも送っていたのでしょうかね昔ながら凄い事考えたもんです。コート盛の上に登ってみると西表島までみわたせます、たいへん奇麗な光景でした。なぜか頂上に1円玉が入っているお賽銭箱があります、なんなんだろうね?一応中心集落をひとまわりして宿にもどります7時半に朝食、また昨日の席でみなさん思い思い食事をとってました。
波照間発の安永は9時40分にでます、荷物を整理してから外でぶらぶらしてました、丁度昨日の女性ダイバーがショップの迎えを待っているところです、しばらく波照間のダイビング事情等聞いて話していると、昨夜ベンチで一緒に飲んだご夫婦の旦那さんが袋を持って帰ってきました、なんでもすぐそばの商店で幻の泡盛「泡波」のミニュチャボトルが売っていると教えてくれます。ぼくは泡盛も好きですがやはりその土地で飲んでこそうまいんだと思う質なので購入はしません、後ほど同じ便にのる別の夫婦にその情報を教えてあげたら旦那さんが20本近く購入してきました(すげ〜重たそう)そういえばぼくは波照間で泡波をとうとう飲まなかったです、それは次回の楽しみに取っておく事にしましょう。

さようなら波照間
9時20分には宿から車をだしてくれます、同じ便で帰るお客さんがまだそろわなかったので若い男性ヘルパーさんとしばらく話してました、彼は高校の時にはじめて波照間に来てすごく感激し、卒業と同時に横浜から島に移住したそうです。波照間はそのように人を引き付ける美しく、素朴な島なんでしょうね、今回ぼくはたった1日しか滞在しませんでしたが、まだまだ見たりなくて島の魅力を味わえなかったのかもしれません。この島は1週間ぐらいいないとだめかもね。最後に誤解のない様に説明しときますが泊まった宿は、トイレ、シャワー等施設は奇麗だし、ヘルパーさんも感じはよかったし、食事も美味しかったです。ただ宿泊客の交流の場がなく一人旅にはつらかった。家族、団体でプライベートの時間を大切にしたいならこの宿はグッドだと思いました。最後宿の前でヘルパーさんが全員が見送ってくれました、でも宿のオーナーさんの顔は最後迄みなかったな〜、さびぃいね〜、とりあえずありがとう星空荘!
港まで送ってもらい船を待ちます、帰りはエンジン壊れないでくれよと願っていたりして。港の待合所には海畑(いーのー)というスタンドがありました、メニューをみるとなんと泡波が300円で飲めます、しまった!昨日飲みにくればよかったと後悔するのであった、帰りの船は揺れない保証はないですからここは飲みたかったけどぐっと我慢しました。定時に船が入船してきました、乗客が降りるとこんどは食料等物資の搬出です、この作業は船員、各宿のヘルパーさんが皆でやってました。物資は島に取って本当に大切なものなのだとわかりましたし、なんかほほえましかったです。帰りは若干前の席になり出航です、窓の外では各宿の皆さんが手を振って見送ってくれます、さようなら波照間!またきてみたい、今度はもっと長くのんびりとね。帰りもあまり揺れず、エンジントラブルもなく無事定時に石垣港へとつきました。


BACK/NEXT