妙光食堂・黒石(青森)


「つゆ焼きそば」一瞬聞き間違えかなと思うほどインパクトのある響きだ.....。青森生まれなのに知らなかったこのアイテムにチャレンジするためにリンゴ園の続く板柳、藤崎を抜け、車を黒石に向ける。

ナビ任せでドライブを続け、ようやく辿り着いた道路沿いにある店の駐車場に車を寄せる。店の壁全体につゆやきそばと書かれているので見落とすことがないが、ラーメン屋というよりもその名の通り食堂に近いイメージの店である。
お昼時でもあり店内には4組の客がいた。あの欽ちゃがTVの番組企画で訪問してこの麵を食べたことでブレイクしたらしく、ここ数年は伝説のラーメン(?)となっていた。ラーメン好きとはいいながらも少々気が退ける感もあったが、意を決してつゆ焼きそば¥650 を注文。

しばらくして女性店員が運んできてくれたトレイの真ん中にドーンとラーメン丼が.....、正直いって恐る恐る箸で麺をすくい口に運ぶと摩訶不思議な味だがそれほど違和感がない。作る行程を見たわけではないので上手く説明は出来ないが、要は焼きそばをラーメンスープに放り込んだ代物である。焼きそばの蒸し麺なのでモッチリとして細うどんのような感じもする。お肉も焼きそば用の豚肉、キャベツや天かすのようなものも入っている。スープも若干ソース味で、この記述を見ただけではほとんどの方はミスマッチの判定で食べる気が起こらないであろう。しかし、このつゆ焼きそばの凄いところは箸を進めていくうちにあっさりと食べられてしまうところである。メニューには当然ながら焼きそばも中華そばあるが、来る客のほとんどが一言「つゆ焼きそば」と店員に告げると店にあるコミック誌を読みながらつゆ焼きそばの到着を待つ不思議な間合いが漂う食堂である。


Posted: 木 - 6 月 25, 2009 at 05:27 午後