激励昼食会
春というより初夏の感じがする。連休明け初日は予定がギッシリで朝から気合いを入れないと乗り切れそうもない。午後には歯医者で仕上がった義歯を入れることもあり外出前にいつもより丁寧に歯を磨き上げる。
先々週、久しぶりにWAKEBE君から電話が入る。いきなり「食道ガンが見つかって来月手術することになったんだ」といわれる。声の調子が普段と変わった様子もなくいたって元気がよい。NAMIKI君に連絡を入れ、入院・手術の前に会うことにした。高田馬場駅で待ち合わせWAKEBE君と会って間もなく若い娘から声を掛けられる。早稲田大学に通っているNAMIKI君の娘で朝の講義が終わっての帰りらしかっった。ちょうど父親も合流したところだったので一緒に食事に行くことにする。駅から早稲田通り沿いにあるイタリアンの店でランチを食べながらいろいろ話したが独り者の気楽さもあるのかあまりにクールで拍子抜け....。これからは食事が制限されるのでビールは辛いものをしっかり味わっていると本人は言い悲壮感が無い。たしかに顔色も良く、手術後には仕事で北京に行くだのいたって前向きなのである。癌というと黒沢映画の「生きる」
のイメージが強く50を過ぎた独身男の叫びでもあるような気もするのだが、カメラマンから始まり映像編集の仕事をしながら自由奔放に生きてきた男にとって、自分の過去をどうのこうのと考える必要は無いのかも知れない。これについては僕もまったく同様で過去を振り返ることが少ないので心配はないと思うが、手術が苦手であるため彼ほどのクソ度胸は無い(^_^;。執刀は食道癌では権威のある病院で行われるらしいので心配ないらしく、手術後の連絡は持ち込んだ携帯からメールをくれるという。いずれにしても二年前に行ったホーチミンの旅
が懐かしい思い出にならないことを祈るだけである。昼過ぎの予定もそれぞれあるので慌ただしい昼食になったが笑顔での再会を約して高田馬場にて散会する。