世界最速のインディアン--墨攻


連休前から続いている仕事でそれどころではなかったが、一息入れるのには良いかなと思い、夫婦割引を使えるので仕事休みのカミさんを誘って久しぶりにシネコンプレックスで映画をハシゴする。

見たかったアンソニー・ホプキンス主演「世界最速のインディアン」の上映館が近くにないので東武練馬まで出かける。18:50上映で21:00前に終わったので、引き続き21:00から上映の「墨攻(ぼっこう)」を見る。
ニュージーランド生まれで”1000cc以下の流線型モーターサイクル”の最速記録保持者バート・マンローの実話を映画化した作品。ハーレー・ダビットソンよりも古いアメリカンバイク、1920年型インディアン・スカウトを一人で改造し、地上を走る車の最速を競ってボンネビルで開催されるSpeed Weekに参加するまでのロードムービーである。
諦めずに夢を追いかける筋金入りの男をアンソニー・ホプキンスが演じている。モチベーションも大事だが、歳をとればとるほど自己責任で事を進めていく気概が必要なことを痛感した。僕にとってはかなり元気が出る映画だ。★★★★

中国の春秋戦国時代、墨子の思想をもつ戦闘集団「墨家」のひとり革離(かくり)を主人公に描いている。原作は読んでいないが日本で生まれた小説「墨攻」、コミック「墨攻」を経て映画化されたものである。
10万の趙軍から梁城を守りきる主人公、冷静沈着な革離をアンディ・ラウが好演している。俳優陣は香港・中国・韓国のスターで占められているわりに派手なアクションはないが、なかなか見ごたえのある映画となっている。★★★★

革離の考え方は一見平和主義者のようだが、守りに鉄壁を用いた戦闘スペシャリストであり、戦闘そのものを避けるわけではない。近年ではベトコンを率いてアメリカに勝利したホー・チ・ミンのようなイメージだ。


Posted: 金 - 2 月 9, 2007 at 12:42 午前