ウルビーノのヴィーナス
国立西洋美術館
6:00起床、前日カミさんから上野の桜を見に行こうと誘われる。八分咲き程度で日中は大混雑になると思ったので8時台上野着を目安に6:50家を出る。朝は冷え込んだので革のジャンパーで出かけたが上野に着いた頃は快晴で観桜日より。
やはり人出はまだまだで、木々の下では夜の桜見物場所取りのビニールシートをひいているサラリーマンも多い。この時間帯、桜にデジカメを向け歓声を上げているのは中国や台湾からの旅行客がほとんどである。やはり大きく淡いピンク色の花びらを持つソメイヨシノは珍しいのかあっちこっちで桜をバックに大撮影会を繰り広げている。
不忍池で水鳥、猫、桜
を楽しんだ帰りに国立西洋美術館に立ち寄る。3/4~5/18まで開催されているウルビーノのヴィーナスをメインにした古代~18世紀までのヴィーナスを主題とする企画展である。開館間もない時間だったので比較的空いていて、どの作品もゆったりと鑑賞ができる。ティツィアーノは大好きなルーベンスに影響を与えた巨匠とされているが初めてその作品を見ることができた。これまで美術本で見たダナエやマグダラのマリアに比べると、ウルビーノのヴィーナスは保管の状態がよいのか修復済みなのか色の発色が非常に良い。彫像や絵を含めたたくさんのヴィーナス達の中でこの絵にインパクトがあるのはモデルの目線が来ていることにあるのだろうか、たくさんのギャラリーが目線を感じながら立ち止まっている。ついでに常設展も見たかったので足早に見て回ったが1500年代の本に一番興味があった。多分、活版だと思うのだが装幀も美しく中身のレイアウトもフォントも非常に興味深いもので、ラテン語が読めたらもっと楽しかったに違いない。お昼前に美術館を後にして早めの昼食をとる。ところが昼食後に奥歯が猛烈な痛みに襲われ、途中で歯医者に電話を入れ医院に駆け込む。虫歯ではないが補強していた土台にクラックが入り炎症を起こしていたらしい。一昨日あたりから気になっていたが午前中の桜とヴィーナス見物ですっかり箍が緩んでしまったのかもしれない。春は要注意だ.....(^_^;。