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楽譜の本棚
ショパンの作品にまつわるエピソードや、珍しい楽譜を紹介しています。


ショパンの曲はピアノだけでなくいろんな楽器用にアレンジされてますが、理由はやっぱり旋律が分かりやすくて綺麗ってことでしょうか。他の楽器にアレンジされた楽譜に目を通すのも、新しい発見があったりなかったりで悪いことではないと思います。そんなきれい事はともかくとして「vnの謎」というのは断じて「間違えた」とかいうのではなく、古かったり、珍しい出版社とかだと思わずというか、ネットとかでのお買い物にはついてきがちな「勘違い?」ってやつかと思うのですが、確かに見ていたはずなのに、何がどうなったのか届いて開けてみたらなんだこりゃ?ってこと、たまにあります。そんな楽譜をちょっとご紹介します。

泰西名曲楽譜泰西名曲楽譜 第三編ヴァイオリン曲・ノクターン第二番・斎藤商店出版部・大正11年11月25(15?)日発行
こんな昔に日本でアレンジ譜が発行されてたんですねと感心させられます。この楽譜古いじゃん、なんて楽しみにしていて届いて開けてみたらこの表紙にギョッとしました。


セノオのバイオリン樂譜535セノオのバイオリン樂譜535・ショパンのベルセーズ・セノオ音樂出版社・大正9年11月10日発行
こちらは上のものよりさらに古く大正9年に初版が出ています。写真は大正11年8月25日に出された再版のものです。大変古い物であるにもかかわらず、妹尾幸陽氏の解説ではハネカーの言葉が引用されていて驚かされます。楽譜はバイオリン独奏のものと、ピアノとバイオリンの為の2重奏曲に編曲されたものが収められています。編曲者は不明です。このシリーズには他に葬送行進曲もあるようです。