●なぜ歯周病で歯を失ってしまうのでしょう?
歯周病は虫歯と同様に予防できる病気です.治療法も確立されています.しかし,自覚症状がでるようになるとある程度進行している場合が大半です.ですから,何も症状がないうちに歯科医院を受診し,しっかり検査をしてもらい,今の状態をしっかり把握することが大事です.
その検査結果をもとにしっかり歯科医/歯科衛生士から説明,治療計画を詳しく説明をしてもらい,治療しましょう.この段階で詳しい説明をしないで治療にはいる歯科医院は問題があります.なぜなら歯周病治療は患者さんと歯科医師/衛生士とのお互いの協力があってはじめてよい結果がだせるからです.そのためには充分な説明が絶対必要だからです.歯周病の治療は初期のケースではプラークコントロールとスケーリング(歯石をとる)PMTCの3つで治癒します.進行している場合でもほとんどの場合では,管理することによって抜かずにずーっと歯を使っていくことが可能です.当医院では基本的に可能な限り歯を抜かず,歯を残す努力を惜しみません.
●大事なのはメインテナンス!
ひととおりの治療が終わってもそれだけでは歯周病の治療は成功しません.それは完全にプラークコントロールができるようになってもそれは長くつづかないからです.研究によればメインテナンスを行わない場合の歯周病はほとんど再発,もしくは進行してしまうことがわかっています.メインテナンスなしの歯周病治療はしないほうがまだましっていうことになりますね.
●ほんとうのメインテナンス!
メインテナンスは定期的にきていただいて,歯周病が再発していないか,プラークコントロールがうまくいっているか,その他の問題点,をチェックし,またそれについての詳しい説明をいたします.歯周病で歯をなくしてきた従来型の歯周病治療と違うのは,3 ̄6ヶ月に1度かならず,症状がまったくない状態でもこれをきっちりまもって来院していただくことなのです.なぜなら問題があった場合でも管理できていることによって簡単な処置で対処できるからです.問題がない場合でもPMTCでバイオフィルム(後述)を確実にきれいにすることによって将来問題がでる可能性を排除することが可能になります.痛み,動揺,その他症状が出てきた場合はかなり進行してからですから,治療が困難で,なおかつ,治療では対処できない場合すらでてきます.ですからそうなる前にメインテナンスを必ずうけるていくべきなのです.
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