歯をなくしてからでは遅すぎます!

-歯周病は歯周病菌が引き起こす感染症です。-

■主な症状■
・発赤/腫脹(赤く腫れる)
・動揺(ぐらぐらする)
・知覚過敏(しみる)
・出血、排膿(血や膿みが出やすい)
・口臭がする

などがあげられますが、ひどくなれば歯を抜かなければならなくなる怖い病気です。 やっかいなのは痛みがでてくるのは最終局面の場合がほとんどですから、強い痛みなどの自覚症状が出るときは手遅れになっていることも多いのです。 ですから日頃からかかりつけの歯科医院で定期的に検査やブラッシング指導を受けるべきです。またある程度進行していても管理ができていれば、歯を一生失わずにすむこともできる可能性が高くなります。

なぜ歯周病で歯を失ってしまうのでしょう?

歯周病は虫歯と同様に予防できる病気です.治療法も確立されています.しかし,自覚症状がでるようになるとある程度進行している場合が大半です.ですから,何も症状がないうちに歯科医院を受診し,しっかり検査をしてもらい,今の状態をしっかり把握することが大事です.

その検査結果をもとにしっかり歯科医/歯科衛生士から説明,治療計画を詳しく説明をしてもらい,治療しましょう.この段階で詳しい説明をしないで治療にはいる歯科医院は問題があります.なぜなら歯周病治療は患者さんと歯科医師/衛生士とのお互いの協力があってはじめてよい結果がだせるからです.そのためには充分な説明が絶対必要だからです.歯周病の治療は初期のケースではプラークコントロールスケーリング(歯石をとる)PMTCの3つで治癒します.進行している場合でもほとんどの場合では,管理することによって抜かずにずーっと歯を使っていくことが可能です.当医院では基本的に可能な限り歯を抜かず,歯を残す努力を惜しみません.

大事なのはメインテナンス!

ひととおりの治療が終わってもそれだけでは歯周病の治療は成功しません.それは完全にプラークコントロールができるようになってもそれは長くつづかないからです.研究によればメインテナンスを行わない場合の歯周病はほとんど再発,もしくは進行してしまうことがわかっています.メインテナンスなしの歯周病治療はしないほうがまだましっていうことになりますね.

ほんとうのメインテナンス!

メインテナンスは定期的にきていただいて,歯周病が再発していないか,プラークコントロールがうまくいっているか,その他の問題点,をチェックし,またそれについての詳しい説明をいたします.歯周病で歯をなくしてきた従来型の歯周病治療と違うのは,3 ̄6ヶ月に1度かならず,症状がまったくない状態でもこれをきっちりまもって来院していただくことなのです.なぜなら問題があった場合でも管理できていることによって簡単な処置で対処できるからです.問題がない場合でもPMTCバイオフィルム(後述)を確実にきれいにすることによって将来問題がでる可能性を排除することが可能になります.痛み,動揺,その他症状が出てきた場合はかなり進行してからですから,治療が困難で,なおかつ,治療では対処できない場合すらでてきます.ですからそうなる前にメインテナンスを必ずうけるていくべきなのです.

 

バイオフィルム

バイオフィルムとは微生物が排泄するスライムで囲まれた微生物の集合体であり、自動力のない表面または生きた表面に付着している。あなたはすでにいくつかのバイオフィルムを知っている:歯の上に付いたプラーク、川の石の上のぬるぬるしたスライム、花を1週間いけておいた花瓶の内部のゲル上の薄膜などである。すべての細菌の99%以上はバイオフィルム社会に住んでいる。有益な細菌もある。たとえば、汚水処理プラントは水から汚染物を除去するためにバイオフィルムに依存している。しかし、バイオフィルムはパイプを腐食させたり、水フィルターを詰まらせたり、医療インプラントの拒絶を起こしたり、そして飲料水を汚染させる細菌を保持したりすることによって問題も起こす。(ED-strom Japan)

虫歯も歯周病もばい菌による感染症です。細菌自体は殺菌性がある薬品で比較的容易に滅菌することが可能ですが、このばい菌がつくるバイオフィルムに守られているためにブラッシングでこれを除去することが必要です。しかし、歯ブラシで完全に除去できないため歯ブラシだけでは予防が難しいのです。ですから定期的にこれを歯科医院で除去すること(メインテナンス)が予防効果を飛躍的に向上させることができるようになるのです。言い換えればメインテナンスなしにはお口のトラブルと一生戦い続けることになります。また歯肉が良い状態で維持できれば、結果的に虫歯の予防効果も高まるのです。

 

 

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