Cocoapotrace


 ラスター画像をベクトルデータ化してくれるフリーの画像変換ソフト。

 Adobe Illustratorは文字通りイラストを描くソフトなんですが、実際に絵を描いた事はほとんどありません。

 もう、なんというか、苦手なのです。パスが。

 複合パスだの、ブレンドだの、連結だの、アンカーポイントだの、どうにも苦手です。

 なので、主に使用するのは「漫画の文字打ち」とか、簡単な「表組み」とか「原稿台紙作成」などの作業がほとんどで、Illustratorで絵を描くなんて夢のまた夢と思ってたんだけど、とても便利ソフトを見つけました。「potrace」というフリーのトレースソフトです。1年ほど前から激しく使わせてもらってます。かなり有名なソフトみたいですね。

 Macな方には「Cocopotrace」という名でMac OS X用にGUI化されたものがあります。UB対応済みなのでIntel Macでも使えるみたいです。

画像・ラスター画像

 ラスター画像というのは昔で言うところのビットマップ画像のことなんでしょうかね? 要するにドットで描かれた絵の事ですね。これはPainterで描きました。(原寸/280×280px・解像度72dpi)かなり粗めの画像です。

 もちろんスキャナーで取り込んだ画像でもいけます。データが大きすぎると計算にすごく時間がかかるので、スキャンする場合の解像度はあまり高くしないほうがいいみたいです。目安はモニタ画面で見て綺麗なら大丈夫。わざわざ解像度変換しなくてもモニタに表示した絵をスクリーンショットすれば、そのまま変換用画像として使えます。

 入力に使える画像フォーマットは[ PEG, TIFF, PNG, GIF, JP2, PICT, BMP, QTIF, PSD, PDF ]

画像・Cocoapotrace画面

 用意した画像をCocoapotraceで開くか、直接ドラッグすると勝手に変換。いろいろ設定項目が並んるけど何もいじらなくても結構イイ感じ仕上げてくれます。

 Mac OS Xの場合はシステムにPDF機能が組み込まれてるので「プレビューで開く」ボタンをクリックして仕上がりを確認した後「別名で保存」すれば簡単にPDF書類が作れます。

画像・ベクトルデータ画像

 元絵がガタガタだったり解像度が低い画像だと、エッジの甘いぬめっとした仕上がりになるけど、こういう描線って結構好きなんですよね。元絵もわざと小さく粗く描いてたりします。綺麗なものはより美しく。綺麗でないものはそれなりに。

 お持ち帰りPDF書類→ ( blog_060521_03.pdf )

画像・Illustrator作業

 ベクトルデータなのでIllustratorで開いて編集する事も出来ます。

 ベクトルなのでどんなに拡大縮小変形を繰り返しても画像が劣化しません。すばらしい。「パス絵」が苦手な自分にとってこのソフトは3000円くらい払っても惜しくないソフトですよ。5000円は無理だけど。せこいな自分。

画像・Illustrator作業2

 みょーーーん。(おわり)


【関連サイト】
・Potrace(海外)
・AppleScriptの小物置き場(Cocoapotrace)


Posted: 日 - 5月 21, 2006 at 03:22 PM