小さな鉢ばかりが並んでしまうのには小苗ばかりを買っていることのほかにも理由がありそうである。このことにはごく最近気が付いた。これまで蘭、それもデンドロビウムを中心に栽培してきたせいか、植物に対する適正な鉢の大きさの感覚がどうも違うようなのである。デンドロビウムは一般に小さな鉢で栽培する。4
.5号鉢が限界であるとも言われているらしい。鉢の直径の倍くらい植物が横にはり出しているくらいでちょどいいのである。実際、我が家で育てている蘭のほとんどは
2.5号か
3号鉢である。その感覚で選んだ鉢では普通の植物には小さすぎるのである。だいたい買ってくる植物は
2.5号か
3号のポットに植わっている。これを、成長の良いものは
4号の鉢に、そうでもないものは
3号か
3.5号の鉢に植え付けていた。でも全然足らなかったようなのである。

例えば、この間ガーベラなどを衝動買いしてしまった。 4号鉢に植わっている開花株である。買ってそのまま 2週間くらいたつ。 4月になったら 5号鉢に植え買えようと思っていた。ところが、昨日当たり園芸書をつらつら見ていると、ガーベラは購入したらただちに 7〜 8号鉢に植え替えるようにと書いてあるではないか。ショックである。 2株も買ってしまったのに 7号なんて大きな鉢は場所をとってしょうがない。どうしたものか。
例えば、この間通信販売でクレマチスの苗を購入した。 2.5号ポット苗であるので 4号くらいの大きさでいいかなと思って 4号の腰高鉢を用意しておいた。つい先頃苗が到着したが、それに添付されてきた育て方ガイドには、 6号鉢が適当であると書いてあったのである。しかたがないので、クレマチス用の鉢を調達しなおすことにした。 4号腰高には植えるものの当てがなくなってしまって、まことにお間抜けである。それにしても、 6号とは大変である。クレマチスは根を切ることができないので年々大きな鉢に植え替えていかないといけないらしい。とすると、 2号ずつ上げていくとして、来年は 8号その次は 10号その次は 12号である。クレマチス 1本に 12号の面積はハッキリ言って限界を超えている。しかも、実は 3株も買ってしまっているのである。困ってしまう。育て方ガイドの文面を良く読むと、 6号鉢が必要な主な理由は鉢が乾いてはいけないからであるらしい。少なくとも理由の一つはそういうことのようである。しばし考えて、 5号の素焼き蘭鉢にそれぞれを植えて、さらにそれらを 12号くらいの鉢にいっしょに鉢ごと植えてみることにした。 6号を 5号にしてもたいして変わらないような気もするが、 1号でも節約である。しかし、いずれは大きくなるのである。どこまでも鉢を大きくすることなどできない。大きくなったものはどうしたらよいのであろうか。