せっかく導入した生物兵器(幼虫)は翌日にはどこかへ行ってしまっていた。しかし、これで諦めてはいけない。さらに大量の生物兵器(さなぎ)を採取してきて置いておくと、早いものでは
2日程で生物兵器(成虫)に変身した。デージー、くちなし、ミニバラなどに移してやる。効果の程はどうであったかというと、まあまあかな、くらいである。この方法では
100%アブラムシを駆逐することはできないが、増殖は結構おさえられる。導入前には、きれいに除去した(つもりの)翌日にはまた茎にびっしりとついていたのが、導入後はそういうことはなくなり、そこここにちらほらという感じである。変なもので、前は見つけたらはじから潰していたが、今は、つぼみ周りを掃除するだけで、あとはテントウムシのえさに残しておく。なんだかアブラムシの駆除をしているんだかテントウムシを飼っているんだかわからない。本末転倒ぎみである。まあ、でも、テントウムシは
3日ほどで再びどこかへ行ってしまった。
別の方法も考えてみよう。虫よけといえば、除虫菊。そう、植物の力を借りてはどうか。トリカブトほどではないにしろ、除虫菊やらタバコやらも立派に毒であるが、食べられる系のハーブなら比較的安全なのではないか。虫よけになりそうなのは、ラベンダー、ローズマリー、サントリナ、フィーバーフュー、ゼラニウム、レモングラスあたりか。ハーブは香りが良いので好きなのであるが、問題は収容スペースである。まあ、その辺は後から考えることにしよう。
ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウムはすでにあるので、とりあえずこれらを適宜摘んでハーブ液をつくってみた。ハーブ液と言っても沸騰させたお湯の中にハーブを放り込んで蓋をして火をとめて冷めるまで置いておくだけである。こんな作り方でいいのかどうか分からないが、ハーブティーの作り方はこんなもんである。違うのは冷める前に飲んでしまうということだけだ。ちなみに私は同じやり方でレモンバームののお風呂をたまに楽しんでいる。そう、同じものでも飲めばハーブティー、お風呂に入れれば入浴剤、草木にかければ農薬なのであるよ。これをスプレーしてみたが効果はあるようなないような良く分からない。アブラムシがうようよしているデージーにスプレーしてみたが、殺虫効果はないようである。まあ、それはそうだろう。しかし、きれいにアブラムシを取り去ったミニバラスプレーしたところアブラムシが寄り付き難くなったような気もする。でも、デージーは全然だめである。もう、捨ててしまおうか。
発想を変えよう。デージーは取っても取ってもアブラムシの巣になってしまうのであるが、これは、アブラムシがデージーがとても好きだということである。大好物とそれほど好きではない食べ物が並んでいた場合、あなたならどちらを食べるだろうか。たいていの人は大好物の方を食べるに違いない。アブラムシもおんなじではないだろうか。デージーとバラが並んでいたら、バラには付かずにデージーに引き寄せられるのではないか。もう、デージーは放っておこう。デージーには他の植物を守る存在になってもらおう。でも、もし、デージーに含まれる栄養がアブラムシの繁殖力を増強しているのであったとしたら。。。やっぱり捨ててしまおうか。
とりあえず、テントウムシ作戦とハーブ作戦を平行して進めてみよう。