答えは「リック」です。
FMを聴いていたら、カーペンターズで有名な『Close
To
You』のカバー物がかかりました。
男性ヴォーカルなんだけどこれが実にカッコよかった。ソウルフルで艶っぽくて。
「これって……ラウル・ミドンかな?」
と思ったけれど、違ってました。
正解は、80年代のMTVを賑わせていた人です。
マイケル・ジャクソンじゃないです、念のため。
「Portrait
/ Rick Astley 」
1980年代、一世を風靡したリック・アストリー。「Never
Gonna Give You Up
〜♪」と唄ってた姿が思い出されます。その頃は「西川きよしの息子では?」と関西で言われてたんですが、今はドリカムの中村氏かもしれない。どうかな。1966年生まれで現在39才、とのこと。「童顔でオジサンぽい声」と言われた彼も、もうそんな年齢なんですねー。そうなの、当初から彼は低くハスキーな唄声でしたよね。「ブルー・アンド・ソウル歌手」なんていって、同じく80年代のUKポップ・シーンを賑わしたジョージ・マイケルと並び称されたり。いくつかの移籍やら人生経験やらあって、おおよそ20年。その間、「どうしてるんだろう」的存在でしたが、このアルバムを聴くと、変わらないソウルフルな唄い回しに渋さもたっぶり加わってて、実にカッコいいじゃないですか。この作品、スタンダードを集めたカヴァー・アルバムとなってます。気負ったモノは全然感じられず、リラックスムード満点。聴いてる私ものんびり楽しめます。そして、件の『Close
To
You』。邦題は『遥かなる影』。私も大好きな曲です。いろんな人が唄っていますが、やっぱりカーペンターズでしょうか。ここではテンポをぐっと落とし、ロッカ・ブルーズっぽいリズムで。ソウルフルでパワフルな彼の唄いっぷり。ちょっと切なさも感じます。うーん、いいじゃないですか、リック。アマゾンではどうやら試聴は出来ないみたい。でもイギリスの彼のオフィシャル・サイト「Rick
Astley.co.uk」
で聴けるようです。聴いてみてね、かっこいいから。「discography」というところからどうぞ。次回の予告。今回は80年代のUKシーンを賑わせたリックの最新作でしたが、次回は90年代UKソウルの寵児の最新作を紹介。