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1月17日


10年前、私は、もうすでに結婚して横浜に住んでいました。
その日は、全くもって、いつもの朝だったのです。
目覚ましのベルで目が覚め、ダーリンとおはようと言い合い、キッチンに立ってお湯を沸かし、朝食の準備にとりかかる。
予感も胸騒ぎも、何もなかった。
TVをつけたら、どこかのNHK支局の映像が繰り返し流れていました。
「どこ?…こう…甲府支局?」
最初、本当にそう聞こえた。すぐに間違いに気付いたけど。
私達の家族や友人達の住む、神戸や芦屋や西宮。凄まじい光景。報道。
電話が通じなくて、安否も状況もわからなくて、ただもう怖かったのを覚えています。

あれから10年。毎年この日が来ると、やっぱりあの時の怖さを思い出します。
直接その地で被災したわけではない私がこうなのですから、実際に経験された方はどんなにか、と想像します。

災害報道を聞くたび、やっぱりあの日のことを思い出します。
大したことできなくって本当に申し訳ないけど、心ばかりの募金と、被害に遭われた方が少しでも健やかに過ごされるよう祈ります。
友人の田中啓文さんは、新潟県中越地震の際、
「ニュースで映像を見るたびに、これはあのときの私の家のまわりの光景だ、とフラッシュバックがくる。恐怖とともに一ヶ月も消えなかったガス臭さまでよみがえる。」
と言われてました。

今年で10年ということで、報道もいつも以上に大々的にされてるように思えます。
でもね、ほんと、今年だけじゃないし。これからもずっとずっと、1月17日はもちろん、そうでない日でも、ふとしたことで思い出される事。そうでなきゃいけない。忘れちゃいけない。
そんなことを改めて思った、10年めの1月17日でした。


Posted: 月 - 1月 17, 2005 at 11:36 PM           |

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