先日見たマイム(水と油『均衡』)が良かったので、勢いづいてダンス系。いかにも女の子ちっくなチロリアン系チラシに及び腰になるが、夜の8時開演という嬉しさと、スパイラルホールという場所に惹かれてチケットを確保。
ちなみに、タイトルの『また』というのは、『家まで歩いてく。』の「再演」という意味らしい。
えーっと。このダンスのどのへんが「家まで歩いてく」のでしょうか。
家あるいは家族にまつわるいろんな場面は出てきたことは分かるのだが、「歩いてく」部分がさっぱり。「そんなこと、いいっしょー、別に。こだわんなくてもさー。イメージだよイメージ」と言われればそうかもしれないが、そのイメージすら、沸かなかった。
それどころが、ダンスを観ていても何のイメージも沸いてこない。あー、踊ってるなー。それだけ。難解なコンテンポラリーというわけでは(たぶん)なく、使用している曲も掴みやすい曲なのだ。が、それにもかかわらずダンスから想起されるものが何も無いってどういうこと?
ダンスの合間に挟まるMCや歌にも腰砕け。MCは「だから、何?」。歌の方は音痴ではないものの、声楽発声が出来ていないから何を歌っているのか歌詞がいっさい聞き取れず。「無理しなくてもいいのに」と、何だか切なくなってくる。こういう方向性に持ってこなくても、ダンスの中身だけで舞踏団としての個性が出るのでは?
ダンスそのもの意味づけとかコンセプトは見えてこなかった。だが、ちょっと爬虫類系なダンスには面白みもあり。それなりに鍛えているとおぼしきダンサー達(全て女性)の二の腕とかふくらはぎに、何とはなしに注目してしまった。