自称☆芝居道楽委員会

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第27回 N響オーチャード定期

2004年1月28日(オーチャードホール)

久々にデュトワのN響である。席は3階の1列目で何だか舞台が遠い感じがするのだが(実際に遠いけど)、それでもオーケストラの様子はよく見えるし、自分の席の前が通路の為に脚をゆったり伸ばせるというささやかな自由もあって、大いに満足。

ワーグナー:歌劇『さまよえるオランダ人』<序曲>
幕開きはコレ。家には1983年のホルスト・シュタイン指揮によるN響のCDがあるのだが、やっぱり生演奏が良い。家でCDの音量を大きくして聴いていれば、オーチャードの3階よりも迫力はあるかもしれない。けど、会場の空気というか、生でこの音楽をに浸っているという充実感は圧倒的で、これに勝てるCDはナイと思う。とにかくこの曲は勢いがあって、金管楽器が鳴り響いて、これから始まるぞ!という雰囲気が楽しくてとても好き。

シベリウス『ヴァイオリン協奏曲』
パティアシュヴィリという綺麗なヴァイオリニストが登場して、華やかに。ヴァイオリンの音色が澄んでいて、広々とした世界でゆったり音楽が流れているような感じ。

フォーレ:組曲『ペレアスとメリザンド』
作曲家の名前もタイトルも知らなかった作品なのだが、4曲中3番目の『シシリエンヌ』はどこかで聴いたことがある、しかも確実に聞き覚えのある曲だった。どこで聴いたのだろう?と首をひねったのだが…音楽素養が皆無なうえに音楽関係の記憶中枢が弱い私には、さっぱり思い出せなかった。は〜。
しかし、デュトワの、ワルツのステップを踏むような流れるような指揮にあいまって、しみじみと哀愁のある良い曲でした。

ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』
今回の私のお目当てはこれ。有名な曲で部分的には聴いたことがあったのだが、ちゃんと聴いたことがなかったのだ。
で、ちゃんと聴いていたら、真ん中らへんの曲の音階というか曲調が、バーンスタイン『ウエストサイド物語』のプロローグに雰囲気が似ている感じがした。(制作年を考えれば、『ウエストサイド物語』が『火の鳥』に似ているのだが。)つまり、それは、私の好きな曲のタイプってこと(笑)リズムがはっきりしていて、一つのメロディーが重なってゆくような曲、好きなんだなぁ。

アンコールはグリンカ:歌劇『ルスランとリュドミーラ』<序曲>。音楽のシャワーを浴びて、気持ちが浮き立ったステージだった。

採点:★★★☆☆

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