自称☆芝居道楽委員会

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劇団四季「マンマ・ミーア!」

2003年12月20日(電通四季劇場「海」)

ABBAの曲を22曲、歌詞をそのまま使い、結婚を巡る娘と母のドタバタ&ハッピーを描くミュージカル。カーテンコールでは客席総立ちで踊り出す!という前評判の舞台。いつかは観るぞと言っているうちに1周年だそうである。あれこれ日程を調整して、珍しく前売り券を購入。日々、ABBAのベスト版CDを聴くという万全の体制で観劇に臨む。

舶来もののミュージカルというのは、あからさまに日本人顔なのに「ジョン!」とか「メアリー!」などと呼びかけて、しかも突然、大げさに歌い出すし踊り出す、という舞台である。私自身はミュージカルというジャンルが比較的好きなのだが、ミュージカル独特の展開について行けないという人は多いだろうし、そのテンションに引いてしまう人も居るだろう。しかし、まあ、わざとらしいと云えば、特撮戦隊モノだって露骨に嘘くさいわけだし、越後の縮緬問屋のご隠居だって「また、その展開かよ!」なわけだ。
ようするに、その舞台で繰り広げられる世界に入ってしまった者勝ち。だからと云って、カーテンコールで必ず総立ちで踊らなければならないとも思わないけれど。舞台は楽しんでなんぼ、だよね。

物語はミュージカルらしく単純明快。何が良いといって、悪人が一人も登場しないということ。
登場人物達が悩んだり落ち込んだりしているときでさえ、ABBAの曲が持つ訴えるパワーが前面に出ていて、体がリズムをとってしまう。ひたすらABBAのCDを聴いていた甲斐があって、ほとんどの曲に反応できた。が、「え?!こんな内容の歌詞だったの?」と驚く曲も多く、我ながらアホだなと思ったわけです。

「好き!」とか「愛してる!」とか始終言って(歌って)いるわけではないから、外国ものを観る時にしばしば感じる変なくすぐったさは無い。とにかく、明るい。とにかく、ハッピー。この舞台をラブラブ♪な二人で観に来たら、勢いで結婚しちゃうんじゃないかなと思うよ(笑)。人生楽しそうだしね。

結婚を控えたソフィ(吉沢梨絵)も溌剌としていて良かったけれど、母・ドナ(保坂知寿)が人間味があって魅力的。そして何より、ターニャ(前田美波里)の豊かなバスト、鍛えられた背中、麗しいお御足、響き渡る歌声!うっとりですわ。

あ〜、楽しかった!!

採点:★★★★☆

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