自称☆芝居道楽委員会

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小堺クンのおすましでSHOW 19

2003年8月31日(シアターアプル)

いくら私がTVの芸能人に疎いと云っても、さすがに小堺一機といえば“お昼のサイコロ転がし長寿番組の司会者”ってことくらい知っている。誰の門下で、何でデビューして…等と云うことは全く知らないが、ちゃんと喜劇が出来る芸人として認識しているつもり。さて、その、いつもはTVでしかお目にかからない芸人の、夏恒例のエンタテイメントだと聞くと、ムズムズとミーハー根性が頭をもたげる。

会場に届けられた花の贈り主には、有名お笑い芸人やTV局など、私でも知っている名前がずらっと並ぶ。さすが。そして客席には、おっかけ?の小母ちゃんから、芸人目指している風若者、ミーハーから芝居道楽者まで老若男女が詰めかけて、雰囲気は大いに盛り上がっていた。

開幕は小堺一機の歌&タップ。すいません…私、小堺一機が歌うって知らなかったので(汗)それだけでビックリ。歌が上手いかどうかは別として、綺麗なバックダンサーのお姉さん2人を従えたオープニングは、観客を惹きつけるには十分。
それにしても、舞台の奥行きがないせいか、舞台セットが妙に薄っぺらでしかも色遣いが安っぽいのですよ。え〜これでイイのか?!と、はじめは気になったけれど、舞台が進行してゆくに従って、そういうコトは気にならなくなりました。というか、このテの舞台には大がかりな装置なんて必要ナイんですよね。

1幕目は「アニメより愛をこめて」と題して、アニメ監督(小堺一機)と妻カヨコ(坂井香代子)とアニメーター希望者の松尾(松尾判内)による喜劇。
宮崎アニメをネタにいろいろ出てきましたよ〜。まず、監督の名前が「宮崎じゃなくて鹿児島、駿(ハヤオ)じゃなくてオソオ」。しかもこの鹿児島監督のネタが凄い。「隣のロトト」で風呂場から出てきた“真っ黒黒兵衛”はお富さん&与三郎がらみ(♪粋な黒塀見越しの松に艶な姿の洗い髪♪)だし、猫トラックがジャリ(子供)を積んで走ってゆく…。この他にも「風邪っぴきのカモシカ」「お色気姫」「千と千尋の神頼み」「ルンペン4世・借りっぱなしの城」と来ては、笑うしかないでしょ。

舞台の内容も大筋は決まっているのでしょうが、毎回出演者の遊び(アドリブ)が入りまくっているらしく、場面によっては対応しきれずフリーズしちゃう人(たいていは松尾)が出たり、バックダンサーが笑いをこらえきれずダンスに出遅れてみたり(笑)。
これが内輪ウケじゃなくて、客席も一緒に大笑いだから、本当に舞台と客席が一体となってエンタテイメントしている感じ。
小堺&松尾が、ガチャガチャのコスプレ?みたいな妖精の姉妹の格好で登場して、シャボン玉をあれこれやってくれたのも、何でもあり!な舞台で良かった。ホント、当日券の階段座り込み席で大いに笑わせて頂きました。

休憩を挟んで2幕目は歌とタップ、そしてドラム(?小太鼓が2個並んだようなヤツ)を使ってのパフォーマンス。「遠山の金さんのご失禁」とか「田村正和の盆踊り」とか、即興で物まねをして行くのですが、さすが小堺一機でしたね。「盆踊り」ネタでは田村正和・桃井かおり・おすぎ・欽ちゃん等10人近くを次々と演じ分けてゆき、これには大笑いしながらも「う〜ん!さすが!」と唸りました。

19回続くだけのことはある、さすが貫禄のエンタテイメント。頭からっぽにしてよく笑いました。

採点:★★★★★

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