2階席最前列の真ん中のボックス(いわゆるロイヤルシートの場所)でした。
開演前から三谷モード炸裂!!開演前のアナウンスは三谷さんらしい演出。「…開演中のビデオ、テープレコーダーの録音、再生、巻き戻しはご遠慮下さい。…携帯電話の電源はお切り下さい。切ったつもりで電源を入れている場合もありますので再度確認して下さい。(それでも上演中に私の知る限り2回、携帯が鳴りましたけど*ぷんぷん*)…そろそろ開演です、男性用トイレに入っている女性の皆さん、いい加減にして下さい…云々」
終演後もアナウンスがありました。「本日の公演は以上で終了です。これ以上残っていても何もおもしろいことはありません。」さらに5分?後「三谷幸喜です…(場内拍手)…これは録音です…私は今、東京にいます。ドラマの脚本を書いています…」いやー、最後までいろいろやってくれるお方だ。
三谷幸喜の舞台を見るのは『君となら』『マトリョーシカ』と来て、これで3作目。笑いの回数でいえば『君となら』が段違いだし、どんでん返しの芝居のおもしろさからいけば『マトリョーシカ』だし(私としては3作の中では『マトリョーシカ』が一番好き)。
で、今回の『オケピ!』では俳優を見直した!って感じですか。三谷のコメディーセンスと灰汁の強い俳優陣ががっぷり組んで、しっちゃかめっちゃかのくせに、ちょっとホロリとさせる…イヤ実に三谷である。(笑)
真田広之(コンダクター)って…こんなにイイ役者だったとは、今まで知らなくてとても悔しい。(何しろTVや映画を観ない上に、映像の演技では滅多に役者を評価しないタチなのでね。)真田さんのシェイクスピアが観たいですね。
戸田恵子(バイオリン・コンサートマスター)…マチルダ中尉(TVアニメ『機動戦士ガンダム』)に会えるとは感激です。サバの缶詰♪
布施明(オーボエ)は実にうっとりな深い声の持ち主ですっかり声に惚れました。
松たか子(ハープ)はのびのびと良い声の持ち主。あっけらかんとした性格を実に見事に、それでも嫌味でない程度に上品に演じていました。
山本耕史(打楽器)の歌声もよかった、マイクつけているのがもったいないくらい。ママ、僕は今〜♪
楽屋オチ?のキャッツ、ライオンキング、美女と野獣、屋根の上のバイオリン引き、レ・ミゼラブル等…わかりましたよ〜。
で、やはり、マイクの音量が大きすぎると感じます。もっと役者の生に近い声が聴きたい。どなたもそれなりに歌える人をそろえているわけですから。