ジャケ買い2点(CD of 2006
No.30-31)
こういうセンスのいいジャケットは好きだ。
よくあるといえばよくあるタイプのジャケなのだが、いかにもUKロックという感じがよい。
こういうジャケットからでてくる音はやっぱりUKの香りが色濃い。
そして僕はこういうタイプの音はとても好みだ。
切れのいいギターにたたみかけるようなボーカル、ちょっとひねくれたメロディラインも気持ちがいい。
この手のバンドだと退屈な仕上がりになりがちなスローナンバーでもテンションが緩まない。
ルックスのいいヤツが一人もいなさそうなのが最大の難点だが、それを差し引いても人気が出そうなバンドだ。
ストロークスのファースト・アルバム[This is it]は大好きなアルバムだった。いや、もっと正確にいうとタイトルチューン[This is it]と刺激的なジャケットにやられてしまったと言ったほうがいいだろう。
そんなストロークスのギタリスト、アルバート・ハモンドJrのソロアルバム。以前この名前を聞いたときは、あまりのストレートさに「まさかね」と思っていたのだが、今回あらためて調べてみたらホントにアルバート「カリフォルニアの青い空」ハモンドの息子であった。
実績を考えるとウォール・フラワーズのジェイコブ・ディランと並んで最も成功した2世ミュージシャンの一人ってことになるだろうな。
そういやスティングの息子がいたフィクション・プレーンって今はどうしてるんだろう?
カリフォルニアハモンドの息子だと思って聴くと、1曲目のスローナンバーなんか「なるほどねえ」と思えちゃうから人間の感覚なんて適当なもんだ。2曲目、3曲目はストロークスのファーストを思わせるナンバーで、セカンド以降は彼らのアルバムを聴いていない僕にとっては違和感なく聴ける。
ストロークスほどのキレはないけれど、そのぶん繊細で、メロディアスで、どちらかというとこっちのほうが好みだったりする。
やっぱりハモンドの息子だからか?
いや、そんな聴き方しちゃいかんだろ。
こんなことを考えるのはある世代より上の人たちだけだろう。
そんなこととはまったく関係なく、このアルバムは彼のパーソナルな香りが心地よい好盤だと思う。
ジャケットもほのぼのしてていい感じだしね。
Posted: 日 - 12月
17, 2006 at 11:57 午後