得な人達
HMVのバーゲンは僕にとっては新たな邦楽に触れる数少ないチャンスなのだ。
そしてこのサンボマスター、初めて彼らの音を聴いたのは恥ずかしながらドラマ版「電車男」の主題歌であった。
どうでもいいといえばどうでもいいことだし、あらためて書くまでもなくみんなが知っていることだが、ボーカルの山口は見事なまでにブサイクだ。でもそのぶん聴いてて気恥ずかしくなるような直球な歌詞をすんなり受け入れやすい。美形に歌われると「けっ」と思ってしまうようなことでも素直に受け取れるのだ。人間なにが利点になるかわからない。欠点なんて使いようなのだ。
山口の写真を見ながら彼の歌を聴いているとそんな前向きな気持ちになってくる。
フジロックで毎年狂乱のライブをやっているという話なので、タテノリのパンキッシュな音を創造していたのだが、意外とミクスチャーなサウンドも聴かせてくれたりして、そっちのほうでもなかなか楽しませてくれる。
このアルバムを聴いていたらオリジナル・ラブのファーストアルバムを思い出してしまった。
この2枚に共通しているのは、「なんでも取り入れる貪欲さ」と「なんでもできると思っている勢い」ってところだろうか。
ルックスもファッションもまったく共通点はないけれど、勢いのあるグループの持っている雰囲気って似てくるものなのかもしれない。
*オリジナル・ラブのファーストは現在廃盤になっている。なんてもったいない!
このアルバムはセカンドで、ファーストアルバムのタイトルは「新しき日本語ロックの道と光
」というこれまた仰々しくて暑苦しいタイトルなのだが、なんかそっちも聴いてみたくなってきた。
サンボも僕の数少ない邦楽ラインアップの仲間入りかな。
Posted: 日 - 3月 19, 2006 at 10:54 午後