Black Coffee in Bed


年末ぐらいからコーヒーメーカーの調子が悪かったのでこの際新調することにした。
ミルとコーヒーメーカーの一体型だったんだけど音がうるさいわりに豆が十分挽けなくなり、おまけにコーヒーに挽いた粉がまざるようになってしまったんじゃもう買い替えるしかない。


正月なのに普通にやってる地元のデパートのキッチン用品売り場へ行く。
全然料理はしないのだがキッチン用品は見ていてなんか楽しいのでつい買いたくなる。

コーヒーメーカー売り場の場所を聞いてそこへ行ってみたらカリタのコーヒーメーカーを発見、値段も手ごろだ。
これを買っておけばほぼ今までどおりで何の問題もなかったのだが・・・・。

このての売り場に行った事がある人ならわかると思うが電気を使う製品の立場は基本的に弱い。
主役はなんといっても見た目のいいサイフォンだ。
でもサイフォンはフィルターが布だしなにかと手入れが面倒だ。

そう思っていたらあるじゃない、ペーパーフィルターが使えるやつが。メーカーはハリオ、そういや今使ってる紅茶器もハリオ、関係ないけどお揃いだ、見た目も悪くない。
こうなったら利便性はもう2の次、店員のおばさんを呼んで「お願いします」と言ってしまった。
でも、サイフォンの場合必要なのはこれだけじゃない。豆を挽くミルも必要になる。

ミルのほうも味気ない電動は棚の片隅だ。
絶対後で後悔することになると思いながらもう止まらない。
「すいません、このアンティークタイプの手挽きのやつお願いします。」

ああ、買っちゃった・・・・。

レジで店員のおばさんが一言、
「アルコールランプに入れるアルコールは薬局で買ってください。」

そうか、そういえばそうだ。サイフォンってアルコールランプじゃん。早速クッキーでも買って帰ってコーヒー煎れて飲もうと思ってたのに。
果たして1月3日に薬局は開いているのか。

開いてた。デパートの中にある薬局はデパートの営業日に合わすしかないから開いてる。まったくご苦労様だと思う。

「薬用アルコールください。」

バイトらしき店員が案内してくれて

「エタノールしかないんですけどいいですか?」

よくわからんので黙っていたら白衣を着た薬剤師らしき人が現れたので

「薬用アルコールあります? アルコールランプに火をつけるんですけど」

「ああ、それならこっち、燃料用アルコールです。エタノールじゃ値段高すぎですよ。」

そうか、エタノールって多分注射のときとかに塗るヤツだな。また一つ勉強になった。

レジでの会話、

「コーヒーですか?」

「はい。」

「こうやって煎れると美味しいんですよね。」

手に提げたサイフォンが入った紙袋を隠すように早々に立ち去る俺、なぜ照れる?

そんなこんなで道具はすべて揃い、クッキー買って帰宅。

さっそく一杯作ってみた。
アンティークなミルで豆を挽く。ハンドルと一緒に本体が回ってしまうのを押さえるのに結構力が要る。でも特に問題なく豆挽き終了。
次は問題のサイフォン。
アルコールランプに火をつけて水が沸騰して上のボール(ガラス容器)に上る。ここまではOK。
でも、ちょっとしたら火を消すまでは上のボールに常駐するはずのコーヒーが勝手に下のボールに戻ってしまった。
なぜ?

なんか失敗くさいが捨てるのもなんなのでとりあえず飲んでみた・・・薄い、これじゃ前のほうがまだマシだ。
と、いうわけで再トライ。さっきと違うのは水の量を減らしたことと豆の量を一緒についていた計量スプーンで測ったことだけ。

なんか本質に迫っていないような気がする変更点だが、なぜか今度は上手くいった。
ランプの火を消した後コーヒーが下のボールへ落ちていくところはみていてなかなか気分がいい。


味も今度はOK,買っておいたクッキーと一緒に美味しくいただきました。

でも問題はこれから。
そんなに面倒ではないけれど前より面倒なのは間違いない。
だんだん使わなくなってしまう可能性もないとは言えない。

そういや、子供の頃うちにサイフォンがあったがいつのまにかコーヒーメーカーになっていたなあ。
果たして親父の二の舞を踏むことになるのだろうか。

まあコーヒーを煎れるという行為自体も楽しんで長続きさせたいと思ってます。

しかし料理しないくせにヘンなところに凝るな。
あと、メリタとカリタってなんか関係あるんですかね?

Posted: 月 - 1月 3, 2005 at 06:28 午後          


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