Morning Train
昨日はちょっと早く会社に行こうと思いいつもより1本早い電車に乗った。
この電車は1本早いだけなのにいつも混んでいるので敬遠しているのだがなんとなく乗ってしまった。
代々木上原で千代田線に乗り換え、3人がけの真ん中に座った。ここは始発なので大抵座れる。向かいの席は全部空いていたのだがシルバーシートだったので避けた。後から乗ってきた人達はシルバーシートだろうがなんだろうがお構いなしに座る。まあ朝からお年寄りは乗ってこないけどね。
そのシルバーシートの右端、車両連結部に一番近い席にある女性が座った。例えが古くて申し訳ないがちょっと城戸真亜子に似ていると言えなくもない。
好みかどうか決めろと言われれば好みの方だ。
何気なく見ていたら化粧道具を取り出した。是非はともかくよく見る光景なので大して気にもしないでいたが、次の瞬間驚いた。
「顔に乳液塗ってやがる。」
電車の中での化粧と言えばせいぜい口紅か睫毛直しだろう、下ごしらえからやるやつははじめて見た。
(化粧に詳しくないのでこれが下ごしらえにあたるかどうかは自信がありません)。
その後も彼女は顔に乳液を塗り続ける。見ちゃいけないと思いつつももうロックオンされてしまったのでそれとなく見続ける。
次は定番の睫毛、まあこれは見慣れてるので面白くない。
それが終わったらなんでかしらないが彼女の足下に瓶のふたらしきものが落ちた。
彼女がそれを拾おうとしたら衣服に引っかかったのか今度は瓶の方が落ちた。
床に肌色のクリームが散乱する。
「こいつファンデーションも塗る気だったのか。」
こいつここで電車から降りて逃げ出すんじゃないかとも思ったがさすがにそんなことはなくバッグから何かを取り出そうとしている。多分ティッシュペーパーだろうと思ったら先に出てきたのは
・・・メロンパンだった。
化粧が終わったら電車の中で食べる気だったのだろうか。
メロンパンの後から続けてティッシュペーパーを取り出したので一安心。
ティッシュで床を拭き始めたがそこでもちょっとびっくり。
「クリームが盛り上がっている部分を指ですくって瓶に戻してやがる。」
女性の化粧品が高いのは知ってるけどさすがにそこまでやるのか。まあ電車の中で化粧をする時点で十分恥知らずだからもう関係ないか。
ある程度すくってクリームを瓶に戻したあとはさすがにちゃんと床を拭いている。
でもそれも途中までだった。
国会議事堂駅が近づくとまだ若干のクリームが残った状態にもかかわらず清掃作業は終了となり、彼女はそそくさと降りていった。
隣にいた老婦人があきれた顔で床に残ったクリームを見つめている。
もし瓶を落とさなかったらファンデーションを塗ってメロンパンを食べて最後に口紅を塗るところまで見られたのだろうか。
それはそれで面白そうだ。
来週から電車1本早くするべきだろうか。
その日の晩は友人達と食事、朝のことは言わずにあとでブログに書こうと決めているセコイ俺。
帰りのロマンスカーの中、もし朝の彼女がいたら「朝電車でファンデーションまき散らした方ですよね。」と言ったらどんな反応をするだろうなどとくだらないことを考えながら帰路についた。
どうでもいいことだけど、朝化粧をする女性はいても帰りに化粧を落とす女性っていない。電車の中の化粧は認知されてるみたいだからこっちもやれば効率いいのにね。
Posted: 土
- 10月 2, 2004 at 02:17 午後