ビートルズソロ特集


録画しておいたBS2の「解散から35年、ビートルズソロ特集」を見た。
ビートルズ解散後のメンバーそれぞれのソロ活動をビデオクリップを中心に渋松が進行していくという番組だ。ジョンで1日、ポールで1日、ジョージとリンゴで1日だ。別にあとの2人を差別しているわけではなくて映像が少なかったせいだと言っていたが怪しいもんだ。多分やればできるだろう、番組として面白いかどうかは別として。


かくいう僕もまだジョンとポールしか見ていない。2人ともそのうち見るから待っててね。

で、感想だけどやっぱりポールの回が圧倒的に面白かった。
ジョンはソースが少ないから映像のある番組だとどうしても見劣りしてしまう。
もともと大したソロ活動をしていなかったのに加えて当時はビデオクリップなんかないから後付けの映像が多いのだ。その映像にしてもヨーコとのラブラブ映像が多くて見ていて退屈な上にそのうちなんだかムカムカしてくる。
まあ冒頭の「コールド・ターキー」と「インスタント・カルマ」のライブだけはカッコよかったけどね。

ポールの場合は当時としては珍しくビデオクリップもいくつかあるしライブ映像もたくさんある。
なによりMTV全盛期も現役だったんだから数量が違う。
「パイプス・オブ・ピース」や「プレス」は懐かしかったし、90年代の「オフ・ザ・グラウンド」や「ヤング・ボーイ」なんかははじめて見る映像だった。

この特集、どう考えてもジョンに分が悪い。
さらにジョンの死亡日が12月4日というテロップを流してしまったのが致命的だった。たぶんクレーム殺到だっただろう。


と、ここまでは無難な感想を書いたけどちょっと当たり障りのある感想も書きたくなってきた。

実を言うと「ワーキング・クラス・ヒーロー」、「イマジン」、「ラヴ」、「ジェラス・ガイ」のところは退屈でしょうがなかった。


曲が退屈なのに加えて映像も退屈なので眠くなってしまう。
ビートルズ時代の「ジュリア」なんかもそうだけどジョンのスローナンバーでいいと思える曲はほとんどない。
まあイマジンはそんなに悪くはないけれど、正直に言っちゃうと似たようなイントロではじまる某英国バンドのナンバーのほうが遥かに好きだ。

ちょっと本題からずれるけど、元ビートルズということで一番特をしていたのは一般的にはポールと言われているけれど、実はビートルズから一番離れたがっていたジョンなんじゃないだろうか。
「イマジン」にしても「ラヴ」にしても「マザー」にしても「あのジョンがこんな歌を・・・」ってことで注目を集めたのは間違いのないところだから。

やっぱりジョンはスローな曲よりも「真夜中を突っ走れ」や「スターティング・オーバー」みたいなアップテンポのナンバーの方が好きだし、そこにソングライターとしての魅力を強く感じる。

毎年12月になると「イマジン」と「ハッピークリスマス」ばかりかかるけれど、イマジン=ジョンみたいに思われているのはミュージシャンとしてのジョンにとって不幸なことだ。
もういいかげんそんな呪縛からは開放してあげてもいいんじゃないかと思うのだが、世間がそれを許しそうもないのが残念でならない。




番組の大半を占める退屈な映像を見ながらそんなことを考えてしまいました。

いつもポールのことばかり書いているのでたまにはジョンのことも書いてみましたが、ジョンにはいろいろと複雑な想いがあるので書くのが難しいですね。

ジョンについてはまたあらためて書いてみようと思っています。

Posted: 日 - 8月 28, 2005 at 11:05 午後          


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