ベルとセバスチャンだが、気に入らないこともいくつかあった。
まず、ファンをステージにあげて歌わせたこと。 これは他のミュージシャンのライブでもよくある。でも大抵は一人で歌わせないし歌わせる場合でも長くて30秒程度だ。 しかし今回は女性ボーカルをメインにフィーチャーした曲にもかかわらずステージにあげた素人にフルコーラス歌わせてしまった。 なんで金を払って素人のフルコーラスを聴かねばならないのか。その女の子は決して下手ではなかったが、当然ながら素人だからうまくもない。歌詞カードを見ないで最後まで歌えてわあすごいという程度の話だ。さらに言ってしまうと彼女がステージに上がって「XXちゃーん」とか言って手を振ったのも気に入らない。テレビカメラに写った一般人がかならずやるあれだ。テレビだから許せるがライブでやられるとかなりキツイ。メンバーとも親しげに話している。おそらく全公演にくっついていってるのだろう。前の方にいた客が「あの子はうまいんだよー。」とか話していて内輪感覚満載だ。 かなり好きな曲(アルバム5曲目)だったのでとても残念だった。 あと、ア太郎君のところにも書いてあったが寒いギャグを飛ばしたり歌詞を忘れて笑ってごまかしたり、プロのステージというよりは文化祭か卒業謝恩会のノリがすこし混じっている。 僕はステージと客席の間には一線があるべきだと思っている。演奏しているのは友達ではなくてプロのミュージシャンだ。お互い立場が異なることを暗黙の了解として楽しむべきだと思う。ライブハウスだからといって許されることだとは思わない。ベンはどんな会場でもプロだったぞ。最近はこういうバンドが多いのだろうか。ベルセバぐらい著名なバンドがこういう雰囲気なのは追っかけファンにはたまらないのかもしれないがそれはちょっと間違ってるんじゃないかと思ってしまう。 ステージに上がった子がいやに堂々としていたのも違和感があった。やっぱりこういう立場になったら感激して泣き出すぐらいのことはしてくれなくては困る。僕らの世代にとってミュージシャンはスターだったけど今は違うのかもしれない。 ファンをステージにあげて踊らせたのはまあ許す。ただ人数が多すぎた。踊っている奴らの肘がストリングス担当の女性メンバーにぶつかりそうで彼女たちは結構緊張しているように見えた。ア太郎君によると50人ほどいたらしいが、見た感じ気が合いそうなヤツは全体の2割もいなかった。Tahiti80の時も思ったが曲は好きでもそのファンはどうも好きになれそうにない。ファッション性の高いバンドのファンとは相容れないってことか。 でもステージ上で踊っていた一般人で一番かっこよかったのは外人の女の子だった。これは反則っぽいが誰でも上がっていいといった以上しょうがない。 ステージに上がろうとして途中で引っかかってしまった女の子の後ろ姿がおかしくて笑いそうになったがさすがにこらえた。 今回は前から6番目ぐらいの位置で見ていたのだがまわりを見渡してもネクタイを締めていたのはぼくとギターのスティーブだけだった。ステージから見たらさぞ浮いていたことと思う。ア太郎君は僕より年上なくせに違和感のない服装なのがうらやましいというよりちょっと問題だ(笑)。 あらためて誤解のないように言っておくけど全体としてはとてもいいライブだったんだよ、ホントに。 Posted: 木 - 1月 29, 2004 at 12:12 午前 |
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