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キャスティングには、いろいろなスタイルがあり、先生により理想としているループが全く違うので

自分の目指す先生のループを良く見て練習を始めましょう!

 

皆さん、この冬にキャスティングを練習されましたか?

 

私が求めている究極のループ!すなわち転がるループのキャスティングは、

ラインの推進力が強く、回転力の弱いループなのです。

 

キャスティングの理論編で、ループの出来方について説明致しましたが、

 

 

図1

このようなループや

図2 

これらのループを理想としていてはダメなのです。

 

これらのル−プは、回転力の強いループなのです。

すなわち、回転する力が大きく加わったループで、ループに回転運動が働いているために、ベリー部分の張りを失い、

ラインが伸びきった時、フライは落下しながらロッドに向かい、急激に上へ方向転換してバックへ飛んでいくライン軌道となるのです。

 

図3

この図のように、です。

この映像を見ると解りますが、これ、ループは少ししかみえませんが、

この振り方をしているならば確実に図2と同じループになっているはずです。

フライラインが戻っていく時のラインの落下。

どうしてもこの落下が多からず少なからずこのフォームでは出てしまうのです。

この前向き、肘を開かないキャスティングフォームは、私からすれば 過去キャスティングです。

この振り方をマスターした方々多く、私もそうでした。

タイトループも作れますが、基本的には図2の形が基本で、これをもっとスマートにタイトループにしたりしているだけなのです。

15〜20mのキャスティングならばこの形で誤魔化しがきき、上手くもみえますが、20mをこえてくると、このキャスティング・フォームでは、ループが尖り、図2の形になっていくはずです。そして、必ずラインは落下して戻っていきます。

今、日本の先生方の大半がこの形です。

その先生方に、20m〜25mでのフォルスキャストを行って見せてもらってください。どうなるのか?

私もそうでした。

このキャスティングを覚え、その限界を感じたのです。

これはなぜ限界が来るのか?!

そこにはしっかりとした理由があるのです。

それを追及し理論的に解明したのが、今私が行っている転がるループのキャスティングなのです。

最新のハイスピードハイラインです。


小さな力を加え続けるだけで ロッドにパワーが蓄えられ、キャストする力は最小ですむのです。

楽にキャスティングが出来るのです。

ラインの落下は無し!

木と木の間を通してキャスティングする事も可能なのです。

このままループを横にして、水面ぎりぎりにたれるブッシュの隙間にフライを通す事も可能です。

さらには逆ループにして、大型フライを水面に置くようにプレゼンテーションも可能です。

キャスティングに余裕があるので、自由に変化が可能なのです。

 

貴方も、もう1歩先のキャスティングを、身につけませんか?

 

このキャスティングは、簡単ではありません!

初心者の方は、これからスタートするから割に早く覚えますが、経験者ほど時間が必要になる場合が多いようです。

今までの考え方をきっぱりと捨て、新しい考え、理論を徹底的に頭に入れなければ出来ないのです。

それは、今までのキャスティングが身に付いていて、自分が思うように行動できないからなのです。

このキャスティング方法を身につけると、どんな方法でもキャストできるようになります。

それは、キャスティングのメカニズムを知っているが故に、応用が利くようになるからです。

全てのスタイルが出来るようにもなると思います。

 

そこで先日、このキャスティングをマスターしたいと、私の所へ通ってくる生徒が出来ました。

彼のキャスティング見た時、正面向き、肘は直角・・・・・・

良くある、今までのキャスティングスタイルでした。

かなり練習してきているらしく、ループはタイトで一見は綺麗そうでしたが、

図2のループの延長線上にある形でした。

そこで、彼に伝えたのは、大改造です!

「今までのキャスティングの考えを無視して、私の言うように行動してください!」と伝えたのです。

それから、レッスンは5回、約1ヶ月少々の時間を得た時、彼は急激に変わり、

この、転がるループの基本1くらいになれたようです。

今後、彼は、さらに回転運動を押さえ、ラインスピードを上げパワーロスを無くしていく事が必要です。そうすればほとんど落下しないループが作り出せるようになるのです。

 

私は多くの生徒さんに言うのですが、

このレベルになれると、「転がるループの山門の前に来られたね!これから本山まで、石段を一歩一歩上がってきてくださいね!」って。

ここからは一気に上達して来るのです。

ここまで出来れば後は基本のループの形を作る練習なのです。

 

ここで重要なのは、ロッドを円振りにしない事です。

円のように振っていては、止めた時下方向の力が加わり必ず、ラインに回転運動が加わってしますからです。

そう、それが正面向きの肘上げキャスティングです。

 

それと、ロッドの質にも問題が出てきます。

振り抜けの良いロッドを使用すると、ロッドが簡単に止められるようになります。

振り抜けの悪いロッドは、反動が出てしまい、それを止めるために最悪のドリフトやホールを遅らせロッドを止める必要があります。

これは、正しい振りが出来ているならば、他の事を併用しても問題はありませんが、

正しい振りを覚えるために、ホールを遅らせるなどの難しい作業は、よほどの天才でない限り、無理なのです。

そして、飛ばす能力の弱いロッドは、振り回さないと飛ばないために、どうしても必要以上に振ってしまうのです。

「反動が大きく出てラインが落下しますから、振らないでください!」といわれても、振らないと飛ばないから振ってしまうのです。

キャスティングは、どんな竿でも覚える事は可能です。

しかし、覚えやすい物と覚えにくい物があるのも事実です。

 

・キャスティングを早く覚えるには、覚えやすいロッドを使用してください!

 

今回の彼にも説明をしました。

「振らなくても飛んでいくパワーのロッド、考えがあり作られたロッドならば、必要以外の事はしなくとも飛ぶから、新しいフォームに専念してください!」って・・・・・・・・・

すると、必要以上に振らないから、反動は出なくなり、ループの回転は収まり、結果としてベリーが直線な、落下しないループが作れるようになってくるのです。

この振らないようにキャストをするコツが覚えにくいのです。振らなくてもキャストできるようになると応用が利き、

振り方にチョットしたコツがある事が解り、それを覚えてしまえば、振らなくては飛ばないロッドやグラスロッドでも、さらにはバンブーロッドでも同じようなループが作れるようになるのです。

特にバンブーは、この方法でキャストした方が繊維を痛めず、綺麗にキャストできる筈です。

自重の重いバンブーなどは、振ってはダメなのです。自重で過負荷になってしまい、ロッドの繊維が悪くなってしまいます!

振らずに反発力を最大限に引き出すキャスティングが必要なのです。

 

今回、彼はディスタンス#6を使用しましたが、1ヶ月少々で、エキスパートディスタンス#6ライン 32mが、完全に出てしまうまでに成長しました。

キャスティングを覚えるならば、出来るだけ抜けの良いロッドを使用してください。

そして、#6以上のロッドでの練習をお勧め致します。

#3や#4は良くても悪くてもある程度は飛んでいきます。

どうしたら良いのかの判断が付きにくいのです。

出来るならば#8がお勧めです。

実釣を重視されるならば#6でも問題はありませんが、振り抜けが良く、パワーのあるディスタンス#6のようなロッドを使用してください。

バットから曲がり込むロッドは、難しくなり、キャスティングを覚えるのに振りやすい物と比較すると何倍も時間が必要になります。

練習しても上達を感じられないと、直ぐに嫌気が出てしまいます。それは誰もが一緒です。

 

ただで覚えようと思っても、それではチョットした事でやめてしまう事が多いのです。

キャスティングをしっかりと覚えたいなら、リスクが必要です!

 

今回の彼もそうです。

有料の個人レッスンを受けに、高速道路で、静岡から片道140kmの距離を走り通うのです。

高速代金+ガソリン代+個人レッスン料 です。

これが無料ならどうでしょうか?私の周りの方々のキャスティングはムチャクチャ下手です。そこにはいつでも教えてもらえるから!という甘えがあるのです。

今あるロッドでいいや!

時々練習すればいいや!

では、メキメキとした上達は見込めません!

 

今年も、HPではお教えできないキャスティングのテクニックや皆様の状態を直接見させて頂き、的確な指導をさせて頂くための

キャスティングスクールの全国ツアーを開催致します。

私のスクールは安いスクールではありません!

高い代金を払って、そのリスクを感じ、その価値以上の物を習得して頂きたいと思っております。

 

キャスティングは、一度覚えてしまえば、後は楽しく釣りが出来ます!

何処の釣り場でも、格好良く気持ちよくキャスティングが出来るというのは、本当に素晴らしい事です!

貴方も、1歩も2歩も先の、この転がるループのキャスティングを習得しましょう!

目指すは、このループです!