よまう、よまわれる
えー、世間には世迷い言という言葉がありまして、これは“ぐち”みたいな意味でしょうか。
わたしが結婚してからは、父と妹の二人暮らし。
この親子、どっちもどっちで気難しいし気も強いので、さもないことで年中親子で口喧嘩してました。
そんな時にわたしが実家に行くと、父が
「○○に(妹)また、よまわれちまったわ」なんて言います。
世迷い言は、どちらかというと自分や世の中に対してどうにもならないことをぐちるって感じですが、
甲州弁の「よまう」は相手に対しての言葉です。
その受け身が「よまわれる」
「先ころ、一方通行を逆走しちまったら、近所の駐在さんによまわれちまっとぉー」とか
「ほんなこんしてぇると、あのえの頑固おやじによまわれるど」
なんてよく使ってましたね、昔は。
甲州人でも最近はほとんど使わない言葉の一つでしょうか?
でもこの「よまう」という甲州弁、
「怒る、叱る」「怒られる、叱られる」とはまた違ったニュアンスだと思うのですが。
まったくの怒りの感情ではなく、ちょっと冗談めいた感じで、相手への愛情がある場合に使う、
柔らかい言葉としてわたしは受け止めています。
で、上の分の翻訳です。
「先日、一方通行を逆走してしまったら、近所の駐在のまわりさんに叱られてしまった」
「そんなことしてると、あの家の頑固おやじに叱られるぞ」
う〜ん、よまう、よまわれるを標準語にすると、やはり怒るとか叱るになってしまいますね。
方言って、その土地の人だけに分かる独特なニュアンスを持っているものですね。
投稿日時: 金 - 6月 4, 2004 at 01:31 AM
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よまう、よまわれる
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